【勝田製作所】 印刷文化・情報文化へ貢献、豊かな未来創りのために要素技術の深化・拡張に挑戦して 「紙文化」の未来につなげる
フレンド断裁機”の名称で多くのユーザーの皆様に親しまれている弊社の製品は断裁機とその周辺機械装置の専門メーカーとして、企画設計・製作から販売、そして アフターサービスを含むフォロー全般までを一貫して行うことで、皆様から多大のご信頼をいただいております。 断裁機とその周辺機器装置を通じて、印刷文化・情報文化への貢献。弊社はより豊かな未来創りに参画しています。
昭和9年(1934年)現在の当地で創業し、令和4年9月( 2022年)に会社設立60周年を迎えました。その間全国の印刷、製本、紙工業様を中心に紙断裁機の専業メーカーとして断裁機とその周辺機器装置の開発・製造を行ってきました。お客様の課題に対しては、継承・深化・拡張を理念に独自のアイデアとチャレンジ精神で,多くの製品、技術を展開することができ、微力ながら業界の発展に貢献し得ていることに誇りと感謝を持つ次第であります。
紙業界は、これからもより大きな試練(少子化、高齢化、労働人口の減少等に加えてペーパーレス化など)に見舞われることが予期されます。しかしながら、より多様化する社会においては「紙かデジタルか」の二元論ではなく、両者の違いと役割の価値追求がさらなる価値拡大につながるという考察と展望もあり、大いに期待するところであります。
これからの市場変化に対して、当社は「切る」、「揃える」、「積む」、ことに加えて「供給する」、「孔をあける」、「角を丸める」などの要素技術の深化・拡張を通じて、より省人化、より自動化に対応して業界の発展に寄与できるよう社員一同さらなる精進を継続して行く所存であります。
代表取締役 勝田忠司氏より
Commitment
勝田製作所は品質を追求し、継承・深化・拡張へ
継承
- ・高級鋳鉄素材の使用、経年変化・耐久性に優れたボックスタイプの一体化を継承。
- ・JMC1~6により蓄積した豊富なノウハウを忠実に受け継ぎ、先進テクノロジーによる制御システムの再構築化を実現。
- ・絶対値位置検出方式のブラシレスACサーボモーターによる高分解能・高応答性を実現。
- ・生産効率・作業性を損なわず、トップレベルの安全性を追求した各種フェールセーフ機構を搭載。
深化
- ・人間工学的デザインに基づき配列された高感度タッチキーによる操作性の向上。
- ・マイコンCPUの高性能化に伴い高次元のパフォーマンスが体感できます。
- ・大型・ワイドされた12.1インチフルカラー液晶タッチパネル(JMC7s)による視認性の向上。
- ・時代と共に多重化・複合構築された安全装置を標準装備。
拡張
- ・機械式無段階変速装置、又はインバータ制御方式による刃物 下降速度の無段階変速化(オプション対応)
- ・独自のマイコン・PLC搭載ハイブリッドシステムが迅速、且つフレキシブルな特別仕様対応を可能にする。
- ・汎用パソコンによるコースデータの作成、入出力、保存が可能(オプション対応)
品質を追求する勝田断裁機
中・大型シリーズ SH-HOP・SH-HOW JMC-7s
SH-HOPシリーズ JMC-7s 断裁巾 880~1550mm
HOPシリーズは半世紀にわたって蓄積した数多くのノウハウと最新のメカトロニクス技術を結合させた高性能断裁機。
〔特徴〕
シングルクランク方式
880mm~1160mmの断裁機は、経済性・信頼性・安全性の三泊子揃った片引き式断裁方式を採用。精度の高い断裁を長期間にわたって維持する。当社独自の最新コンピューターで複雑な断裁工程も正確にコントロールする
SH-HOWシリーズ JMC-7s 重断裁もスピーディに処理
HOWシリーズはパワフル&高性能で高い生産性を誇る高性能断裁機
〔特徴〕
ダブルクランク方式
1160mm~1550mmのワイドな断裁幅と、左右2本のロッドとクランクが刃物を駆動する両引き式断裁方式により、重断裁も一気に処理。当社独自の最新コンピューターで複雑な断裁工程も正確にコントロールする。
小型シリーズKC・SH-HOP JMC-7c
断裁巾 606~820mm KC66
ビギナーでも簡単・安全!プロも満足。A3プラスサイズが楽に切れる!楽に回せる。
デジタル印刷に最適な断裁機。最大668mm幅まで切れるので菊判にも対応する。
〔特徴〕
最大断裁厚さ120mm(クラス最高)。高級鋳鉄製の一体型フレームで、刃物駆動はクランク式を採用し、高く積んでも高精度な断裁が可能。フロントアクセス、刃物ロック機構
KC82
高性能でコンパクト設計、プロ仕様コンピュータ断裁機。四六判の半裁にも対応可能な820mmのデジタル印刷向け断裁機。
〔特徴〕
最大断裁厚さ140mm。剛性の高いボックスタイプのフレーム、優れた各部のバランスにより抜群の断裁精度を発揮する。
オプション装置
更なる付加価値の追求し、オペレーターの悩みを解消。オリジナル技術へのこだわりと30以上に及ぶ豊富なオプション群で、断裁機の新技術への挑戦と継続を試む。詳細については営業担当者にお問い合わせください。
特注断裁機
■プラスチック断裁機 / ギザ刃断裁機 / 広巾断裁機
・断裁巾 1650~2800mm
・プラスチック断裁システム
最適の刃物下降速度・刃先角度・断裁荷重で様々な素材を切り、要望に沿った断裁システムを提案。
■ギザ刃断裁機
布地をギザギザの刃物でカットする専用断裁機。見本帳のサンプル制作に欠かせない断裁機。ギザギザに断裁することで、糸のほつれを防止する効果がある。勝田製作所は国内で唯一のギザ刃断裁機メーカー。広巾断裁機(1650~2800mm)
四方揃えができるコンパクト給紙機
■自動移載機KT 1100 印刷・紙器業界待望の省力化マシン
■自動紙揃え機(シートスライトジョガー)KJ2 1300・1100
揃えて動く、当社独自の揃え紙搬送方式 シートスライド給紙
■自動押抜き機FP-2 ラベル・カード・マーク類の押し抜きに最適
■タイコ巻取機 素材ロール原反をシート化
中浜工場新設、組立スペース拡張、特注需要に対応
2022年に会社設立60周年を迎えた株式会社勝田製作所は、2022年10月に大阪市城東区東中浜に「中浜工場」を竣工した。特注機の需要拡大を見据え、多様なニーズに迅速に対応する体制を整えた。勝田製作所は、1934年に勝田忠司社長の実父・勝田義一氏が大阪市城東区鴫野の地で機械加工業として個人創業したことに始まる。その後、戦中、そして戦後の高度成長期の中、醸造機械、段ボール機械、印刷機械等の機械製造・修理の経験を経て1963年に断裁機専門メーカー、勝田製作所が誕生した。
全国の印刷、製本業界に断裁機とその周辺機器装置、紙締めの高速度油圧機械をはじめ、断裁寸法の磁気記憶から半導体メモリ記憶へ、コンピュータ断裁機への展開など「製造力」×「開発力」×「開発力」で継承・深化・拡張を続けている。
最新のワイド液晶タッチパネルで簡単な操作を実現するコンピューター断裁機「JMC7」は、第7世代機で継続的な開発が続けられている。さらに安全性に優れる「ソフトクランプ機構」や「フィンガーセンサー」を開発し、断裁機の作業性を向上させ、断裁オペレーターの断裁事故を防止している。
【会社情報】
株式会社勝田製作所
本社:大阪市城東区鴫野西3-3-43
電話:06-6961-3945(代)
HP:http://www.katsuda-works.co.jp/