ホリゾン/誠伸商事 製本ワークフロー『iCE LiNK』と印刷経営情報システム『印刷管太郎』がデータ連携、機器の設定、稼動情報のフィードバックを自動化
ホリゾン・ジャパン株式会社と誠伸商事株式会社は5月22日、JP2026印刷DX展会場のインテックス大阪で、ホリゾンの製本ワークフローシステムiCE LiNKと誠伸商事の経営情報システム(MIS)印刷管太郎のデータ連携を発表した。iCE LiNKに印刷管太郎のジョブ情報を取り込み、ホリゾン製本・加工機器のセッティングを自動化するほか、iCE LiNKを通して印刷管太郎に製本・加工機器の作業実績情報をフィードバックする。
iCE LiNKは、印刷後工程をデジタルで統合管理するために開発されたクラウド型プラットフォーム。後加工機の稼働状況、ジョブ進捗、作業負荷をリアルタイムに可視化することで、生産性と安定稼働を大きく高める。各機器がネットワークを介して接続され、ジョブ情報や設定値を自動で共有し、オペレーターの段取り作業の削減、属人化しがちな後加工工程の標準化を実現する。また、稼働データを蓄積して分析することで、ボトルネックの特定や改善策の検討が容易になり、設備投資判断や生産計画の最適化にも寄与する。
印刷管太郎は約600社の導入実績を持つ印刷業向けの経営管理システム。1998年に第1世代が発表されて以降、改良を加えて現在第7世代となる印刷管太郎XIがリリースされており、10人から50人規模のユーザーが50%を占め、主に中小印刷会社の業務管理で活用されている。
iCE LiNKはJDF(デジタル作業指示書の標準仕様)を利用し、経営管理システムをはじめ、様々なソフトウェア、デバイスとの連携実績を持つ。今回の印刷管太郎とはWebAPI(データ連携のためのインターフェイス)と、CSVフォーマットでジョブ情報を連携させる。これにより印刷管太郎に入力された受注情報がiCE LiNKを通して、ホリゾンの製本・加工機器に入力され、オペレータによる機器への設定入力作業が不要になる。また、製本・加工機器の稼働情報がiCE LiNKを通して印刷管太郎に送られ、日報を入力することなく、原価を算出する。取り込まれた正確な実績データに基づき、印刷管太郎の強みである「原価見積比較表」が自動生成され、リアルタイムに社内原価を把握し、経営判断の精度とスピードを上げることができる。
