写真化学×タジマ工業 「紙に刺繍する」新しい印刷加工サービスを開始 パッケージやブランドツール向けに立体感と触感を生かす新たな表現手法を提案

創業150余年の印刷会社である株式会社写真化学と、工業用刺繍機のトップメーカーであるタジマ工業株式会社が共同で、紙の印刷物に刺繍を組み合わせる特殊加工のサンプル製造を実施した。

同サービスは、紙に印刷されたグラフィックの上から刺繍加工を施すことで、糸の立体感や質感を加え、従来の印刷加工とは異なる視覚・触覚表現を生み出すもの。これまで主に布地に用いられてきた刺繍を紙媒体へ応用し、上糸量を自動調整する技術により、紙の印刷物へのダメージを軽減した刺繍加工を可能にしている。パッケージ、ブランドブック、周年誌、採用ツール、販促ツールなどに関して、企業や商品の価値を、より印象深く伝える新たな表現手法として提案を行う。

紙×刺繍加工で奥行きのある表現が可能に

写真化学は創業以来150年以上にわたり、印刷・デザインを中心に、企業や商品の価値を形にして伝えてきた。今回、工業用刺繍機のトップメーカーであるタジマ工業株式会社と連携し、紙への刺繍加工を実施。印刷物に糸の質感や奥行きを加え、紙媒体の表現領域を広げる新たな手法として提供する。

【特長】
1. 高品位印刷に、糸の質感を重ねる
高品位印刷による繊細な描写や多彩な発色に、刺繍ならではの立体感や素材感を重ねることで、印刷と刺繍の双方の魅力を引き出す。視覚だけでなく触覚にも訴え、紙の印刷物に新たな存在感を生み出す

2. 印刷物に“手を加えた時間”を宿す
一針ずつ糸を重ねていく加工である“刺繍”を印刷後に施すことで、完成した印刷物にもう一つの工程を重ね、「手を加えた時間」を紙面の質感として伝えることができる。

3. “見て終わり”ではない印刷体験をつくる
紙と糸を組み合わせることで、印刷物は手に取る、触れる、角度を変えて見るといった行為を生み出す。特別な招待状など、短い接触時間の中で印象を残したい媒体にも適している。

紙へのカラフルな印刷×ゴールドな刺繍
繊細な印刷×モノクロ刺繍

さまざまな紙媒体で活用できる紙×刺繍加工

同サービスは、単なる装飾ではなく、刺繍が持つ「時間」「記憶」「手仕事」「積み重ね」といった意味合いを活かし、さまざまな紙媒体での活用を想定している。

【活用例】
◆ パッケージ
化粧品、日本酒、ギフト商品、限定商品など、ブランドの世界観や質感が購買体験につながる商品に適している。ロゴやブランドモチーフの一部に刺繍を施すことで、商品の世界観や特別感を手に取った瞬間に伝える。

◆ ブランドブック・周年誌
一針ずつ糸を重ねる刺繍は、企業の歩みや想いをページに重ねて伝えるブランドブックや周年誌とも相性がよい。歴史や想いの積み重ねを、紙面の質感として印象づける。

◆ 採用ブランディングツール
刺繍は、表面だけでなく裏側にも糸の構造が現れる。必要に応じて裏面を見せることで、完成物の背後にある工程や姿勢、価値観を伝える表現として活用できる。

◆ ダイレクトメール・招待状
刺繍加工を加えることで、受け取った瞬間に特別感が伝わり、思わず触れて確認したくなる印刷物になる。VIP向け案内状やイベントの招待状などに適している。

日本酒をイメージしたサンプル
社名ロゴの刺繍も可能

新たな表現技法として展開予定

写真化学は今後、紙の印刷物に新たな質感と表現を加える加工技術として、パッケージやブランドツールを中心に同ツールを展開する。タジマ工業との連携で品質安定性やデザイン再現性を確保しながら、単なる加飾ではなく企業や商品の価値を伝える表現手法として、用途に応じた最適な仕様の提案を行うとしている。

▶ 問い合わせ先は こちら (写真化学 メディアカンパニー/祝日を除く月~金曜日 9~18時)

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