王子製紙 印刷・情報用紙全般を15%以上値上げ 8月1日出荷分より価格改定を実施

王子製紙株式会社は、印刷用紙および情報用紙など製品全般の価格改定を決定した。改定幅は15%以上で、8月1日出荷分から実施される。

昨今の不安定な世界情勢および市場環境の変化の影響により、製紙事業に係る原燃料価格の高止まりや、人件費、物流費の上昇が続いている。とりわけ主原料である木材チップは、中国製紙メーカーのパルプ・紙一貫生産化によるチップ需要拡大や、昨年アジア地域を襲った大規模な豪雨・洪水被害などの影響が重なり、さらに価格が高騰している。
加えて中東地域の情勢不安に伴い、燃料などエネルギーコストに留まらず、紙の生産に不可⽋な薬品および抄紙用具や包装用副資材、設備の維持・修繕のための工事費や建築資材、また製品輸送費に至るまで、広範囲にわたりコストが高騰している。

世界的にグラフィック用紙の需要が減少を続けている中で、同社は、需要構造の変化に⾒合った生産体制の再構築および製品ラインナップの⾒直しなどのコストダウン施策を順次実施している。しかし、世界情勢および市場環境の変化に伴うコスト上昇は今後も続くものと予想され、製品価格への転嫁を実施せざるを得ない事業環境となっており、今回の価格改定に至ったとしている。

価格改定概要

対象品種︓ 印刷用紙全般 、情報用紙全般
改定幅︓ 現⾏価格 +15%以上
実施時期︓ 2026 年8月1日出荷分より

関連記事

最新記事