セイコーエプソン デジタル捺染機「Monna Lisa ML-18000」発売 18個のプリントヘッド搭載し252m²/hの高速印刷と高品位な黒表現を実現
セイコーエプソン株式会社は、高い生産性と印捺品質を両立しながら導入しやすい価格帯を実現したデジタル捺染機「Monna Lisa(モナリザ)」シリーズの新モデル『ML-18000』の国内販売を開始した。
18個のプリントヘッドを搭載し高速印刷と黒濃度向上を実現
同製品は18個のPrecisionCoreプリントヘッドを搭載し、252m²/h(600×600dpi、2pass)の高速印刷に対応する。反応染料を採用した8色のインク構成により、深みのある黒表現と高品位な印刷を可能にした。
特に、標準ダブルブラックの搭載により従来機と比較してブラック濃度を向上させている。ブラックインクの配合率を高めたインク技術により、高速印刷時においても豊かで深みのあるブラックトーンを実現する。
水循環ユニットによる環境配慮と省スペース設計を採用
環境面と設置性においても新たな設計を導入した。ベルト洗浄に使用した水をろ過・再利用する水循環ユニットを標準搭載し、水資源の節約に貢献する。内蔵センサーが水の汚染レベルを継続的に監視する機能も備える。
設置面では、従来機「ML-32000」と比較してワークスペースを33%削減した。コンパクトな設計により、限られたスペースへの導入を容易にしている。
独自のインクジェット技術と安定稼働を支える自動調整機能
高品質な印捺と安定稼働を支えるため、同社が培ってきた「Epson Precision Dot Technology」を搭載した。「マイクロウィーブ」「ハーフトーンモジュール」「LUT」の3つの技術により、粒状感やバンディングの少ない滑らかな印捺を高速で提供する。
また、インクを対称に配列することで双方向印捺時の色ムラを抑制するほか、ノズル自己診断システム、布ワイパーによる自動ヘッドクリーニング、シワ検知センサーなどの自動調整技術を搭載した。これにより、安定した印捺品質の維持とダウンタイムの低減を実現する。国内の開発拠点であるソリューションセンターでは、前処理から後処理までの全工程を揃えたサポート体制を整えている。
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