大日本印刷 ホログラムとスマホ認証を組み合わせた真贋判定の仕組みを初公開 9月16〜18日・東京ビッグサイトで「2026知財・情報フェア」に出展
大日本印刷株式会社(DNP)は、リップマンホログラムとスマートフォン認証による製品の偽造対策・真贋判定の仕組みを開発し、9月16日から18日まで東京ビッグサイトで開催される国内最大級の知財専門展示会「第35回 2026知財・情報フェア&コンファレンス」で初公開する。同社は、二次元コードとリップマンホログラムを組み合わせ、スマートフォンで製品の真正性を簡便に確認できる仕組みを構築し、模倣品対策やブランド保護を支援する。
スマートフォン撮影による簡便な真贋判定システム
今回開発された仕組みは、製品やパッケージに付与された二次元コードとリップマンホログラムを組み合わせたラベルを使用する。利用者は二次元コードを読み取った後、Webブラウザ上でホログラムを撮影するだけで、製品の真正性を確認できる。専用のアプリや読み取り機器を必要としないのが特徴となっている。
同システムには、高い意匠性と偽造困難な特性を持つリップマンホログラムを採用した。目視による確認に加え、リップマンホログラム特有の光学的特徴を解析することで精度の高い真贋判定を実現する。DNPは、ホログラムの設計・製造からラベル加工、システムの構築、判定データの管理・分析までを一貫して提供し、ブランドオーナーの模倣品対策の効率化を支援する。
多様なブランドプロテクションとセキュリティ技術
展示ブースでは、新開発の仕組みのほか、ブランドや知的財産を保護する多様なソリューションを紹介する。「ブランドプロテクションソリューション」では、リップマンホログラムとエンボスホログラムの種類を提供し、酒類や化粧品、医薬品、高級消費財などのブランド価値維持に貢献する。
また、セキュリティ機能付きのパッケージも展示する。軟包装や紙器パッケージに対し、肉眼では認識しにくい微細文字を絵柄に隠し込む印刷や、見る角度で色が変化する特殊インキを用いた印刷を施す。複数の技術を組み合わせることで偽造防止効果を高め、製品の信頼性向上を図る。
実用化に向けた検証と将来的なデータ活用
DNPは、今回の展示会で得られた反応や意見を踏まえ、実用化に向けた検証と機能開発を進める。将来的には、判定データを活用した不正流通の可視化や流通データの分析にも対応する。
第35回 2026知財・情報フェア&コンファレンス 開催概要
- 日時:2026年9月16日(水)~18日(金)10:00~17:00
- 会場:東京ビッグサイト 東3ホール
- DNP小間番号:3-E37
- 詳細・来場者登録:https://pifc.jp/2026/
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