富士フイルムBI グラフィックコミュニケーション事業のさらなる体制強化に向け、刷版材料の生産・販売体制の最適化へ
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(富士フイルムBI)は、グラフィックコミュニケーション事業のさらなる体制強化に向けて、オフセット印刷で用いる刷版材料の生産・販売体制の最適化すると発表した。それにともない、日本・北米などを除く地域(注1)における刷版材料の生産・販売機能を、中国に拠点を置く刷版材料の大手メーカーで、これまでも刷版材料の事業において同社と協業関係を有する Huangshan Jinruitai Technology Co., Ltd およびその関連会社へ譲渡する。
注1:日本・米国・カナダ・メキシコを除く地域
同社は、刷版材料をはじめとするアナログ印刷からデジタル印刷の機材、そして印刷ワークフローを効率化するDXソリューションまでをワンストップで提供する業界で唯一の総合ベンダーとして印刷市場の拡大に貢献してきた。一方で、昨今はDX化の進展や自動化・省人化ニーズの高まり、顧客ニーズの多様化などを背景に、アナログ印刷からデジタル印刷への移行や、より高付加価値なデジタル印刷機の導入の進展など、印刷事業を取り巻く環境が変化している。
こうした市場環境の変化を踏まえ、同社では、これまでオフセット印刷領域において、高付加価値な無処理刷版の開発・提供を進めるとともに、グローバルでの生産体制を最適化するなど、事業体制の強化を図ってきた。この度の事業の譲渡もこうした取り組みの一環として実施するものであり、今後、同領域においては刷版材料の日本での生産、および、日本・北米市場向けの販売に注力していく。
なお、成長が見込まれるデジタル印刷領域においては、引き続き「Revoria Press™」シリーズを中心に、デジタル印刷機および関連ソリューションの開発を強化し、グローバルに展開。今後も、AI技術を活用した印刷業務の自動化・効率化や付加価値の高い印刷表現を実現するソリューションを提供することで、顧客先の価値創出に貢献し、グラフィックコミュニケーション事業を発展させていくとしている。
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 代表取締役社長 浜 直樹氏のコメント
当社は現在、ソリューションビジネスへの変革を加速させ、新たな成長ステージに向けて事業基盤の強化を進めています。
当社の持続的な成長と企業価値向上に向けたさまざまな検討を進める中、今回発表した刷版材料の生産・販売体制最適化を通して、当社は競争力をさらに高め、お客様や市場から選ばれる企業であり続けます。
今回の事業の譲渡概要
| 主な内容 | ・FUJIFILM (China) Investment Co., Ltdが 保有する、刷版材料の製造・販売を行う中国事業子会社FUJIFILM Printing Plate (China) Co., Ltd.の全株式の譲渡 | |||
| ・日本・北米などを除く地域*1における、刷版材料の販売機能の譲渡および製品ブランド・特許等の使用権の許諾 | ||||
| 事業の譲渡先 | Huangshan Jinruitai Technology Co., Ltdおよびその関連会社 | |||
| 譲渡価額 | 非開示 | |||
| 譲渡契約締結日 | 2026年8月28日 | |||
| 事業譲渡期日 | FUJIFILM Printing Plate (China) Co., Ltd.の全株式譲渡は2026年内、日本・北米などを除く地域における、刷版材料の販売機能の譲渡は2027年前半の完了を予定しています。 | |||
*1 日本・米国・カナダ・メキシコを除く地域
Huangshan Jinruitai Technology Co., Ltdについては こちら
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