パラシュートロール紙対応UV糊貼り合わせ機『YHD-500』を販売開始 ~ アクリルグッズ製造を“枚葉”から“連続生産”へ
パラシュート株式会社は、アクリルグッズ・キャラクターグッズ等の製造工程における生産性向上と省人化を目的とした、UV糊貼り合わせ機『YHD-500』の販売を開始した。
YHD-500は、印刷物とアクリル素材をUV糊によって貼り合わせる工程に加え、ロール紙形態の印刷物を活用した生産に対応した貼り合わせ装置。さらに、用途を切り替えることで、アクリル貼り合わせ後の表面に和紙アプリケーションを貼り付ける工程にも対応する。ロール紙を使用する生産モードと、アプリケーションシートを貼り付ける生産モードは同時使用ではなく、製造する商品・工程に応じていずれかを選択して使用する仕様となる。これまでシート単位で行われることの多かったアクリル貼り合わせ工程を、より連続的な生産工程へ発展させることで、印刷会社やグッズ製造会社の量産性向上・作業負担軽減・国内生産体制の強化を支援する。
近年、キャラクターグッズや企業ノベルティ市場では、多品種への対応、短納期化、安定した貼り合わせ品質、国内製造による品質管理、生産量増加への対応、製造工程の省人化といったニーズが高まっている。とくにアクリルキーホルダーやアクリルスタンドなどの製造では、デジタル印刷機の生産能力が向上する一方、印刷後の貼り合わせ・保護・後加工工程が生産全体のボトルネックになるケースがある。
同社は現行販売しているYHD-5070で、高精度な両面貼り合わせやデジタル印刷との組み合わせによる高付加価値商品の製造を提案してきた。今回販売するYHD-500では、その考え方をさらに量産領域へ広げ、“きれいに貼る”に加えて、“継続的に効率よく生産する”ことを重視した製造環境を提供する。
有効接着面積は縦460mm×横640mm。CNC制御サーボモーターによるプラットフォーム駆動、自動接着剤ディスペンサー、395nm対応LED-UVシステムなどを搭載している。公式製品ページでは、後工程の自動フィルム貼り・自動カットまで含めた自動化モデルとして紹介している。
YHD-500はロール紙による連続加工とともに、和紙アプリケーションの貼合にも対応する。貼り合わせ加工後のアクリル素材に対し、アプリケーションシートを貼付することで、その後の加工・搬送・製造工程をサポートする。これまで人手による作業となりやすかった工程を機械化することで、作業者による仕上がりのばらつき低減、作業負担の軽減、生産工程の標準化、量産時の作業効率向上が可能になる。なお、アプリケーションシート貼付モードはカット紙のみの対応となる。
【YHD-500の主な特徴】
① ロール紙を活用した生産に対応
印刷物をロール形態で使用することで、シート単位とは異なる連続的なアクリル貼り合わせ生産が可能。
② 和紙アプリケーション貼付に対応
用途を切り替えることで、和紙アプリケーションを貼り付ける工程にも活用可能。
③ 貼り合わせから後工程までの自動化
貼り合わせ後の自動フィルム貼り・自動カット機構を備え、後工程まで含めた自動化を想定したモデル。
④ 高精度な貼り合わせ
CNC制御サーボモーターによるプラットフォーム駆動などにより、安定した貼り合わせと繰り返し精度を実現する設計。
⑤ アクリルグッズ量産の省人化
印刷後の貼り合わせや後加工工程を機械化することで、作業者への依存を減らし、より安定した生産環境の構築を支援。
■NKL-480、YHD-500、YHD-5070の3モデルで幅広い生産ニーズに対応
パラシュート株式会社では、生産規模や用途に応じてUV糊貼り合わせ機をラインアップしている。
①NKL-480
低価格&シンプルな構成でUV糊貼り合わせを行うスタンダードモデル。
②YHD-500
ロール紙への対応や後工程の自動化など、生産性・量産性を重視したモデル。
③YHD-5070
両面貼り合わせ機能を搭載し、両面加工や高付加価値アクリルグッズ製造を重視したモデル。
YHD-500が自動フィルム貼り・カットを含む後工程自動化モデル、YHD-5070が両面貼り合わせモデル。同社では、少量生産から高付加価値商品、量産・省人化まで、事業規模に合わせたアクリル製造ラインを提案している。
デジタル印刷機の高速化・高画質化が進む中、アクリルグッズ製造では、印刷後の貼り合わせや後加工工程をどのように効率化するかが重要になる。同社ではYHD-500の販売にあたり単体設備に限らず、原材料供給からデジタル印刷、貼り合わせ、カットまでを含めた製造工程全体を設計し、印刷会社・グッズメーカーによる新たなアクリルグッズ製造事業の構築を支援する。
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