KOMORI 中国初となる「J-throne 29」を盛大印刷が導入 オフセット印刷×デジタル印刷のハイブリッド生産モデルの可能性示す
株式会社小森コーポレーション(KOMORI)の中国のグループ会社であるKomori (Shenzhen) Print Engineering Co., Ltd.がパートナーシップを締結している中国のHenan Grandprint Co., Ltd.(盛大印刷)で、中国市場で初となる「J-throne 29」が導入された。「J-throne 29」はB2サイズUVインクジェットデジタル印刷機で、盛大印刷で本格稼働を開始している。

「J-throne 29」を中国で初導入 現地では記念イベントも開催
盛大印刷は、先進的な生産設備の導入やスマートファクトリー化を推進している中国有数の印刷企業(Web to Printer)で、商業印刷、出版印刷、パッケージ印刷など幅広い事業を展開している。KOMORIのオフセット印刷機を複数台導入しており、両社は長年にわたり協業関係を築いてきた。
今回の「J-throne 29」の導入は、小ロット印刷や可変データ印刷、パーソナライズ印刷など、多様化する市場ニーズへの対応を強化し、オフセット印刷とデジタル印刷を組み合わせた生産体制をさらに発展させる取り組みの一環となっている。
盛大印刷への「J-throne 29」導入を記念した公開イベントとしてオープンハウスが開催され、中国全土から印刷業界関係者が来場した。イベントでは、盛大印刷の崔文峰董事長より歓迎の挨拶があり、同社とKOMORI との10 年以上にわたる協業の歩みが紹介された。崔董事長は、「初めにLITHRONE G46の4色機を30台一括で導入してから、今回の中国初となるJ-throne29の導入に至るまで、常に小森の技術力とサービス力への信頼があった。今回のオープンハウスでは、実際の生産現場をそのまま公開するので、新たな気づきを得てほしい」と述べた。
会場では、J-throne 29による実稼働が公開され、小ロット印刷や広色域印刷の実演が行われた。来場者は、多様な用紙への対応や高い両面印刷精度を備えた印刷品質を確認するとともに、多品種・小ロット案件がスムーズに管理される生産体制を見学した。また、盛大印刷の大規模なスマートファクトリー化された生産環境や、オフセット印刷機と新たなデジタル印刷機を組み合わせた運用体制も紹介され、同社の総合力と次世代の印刷生産モデルが示された。
中国市場での印刷ビジネス発展への寄与を目指す
中国の印刷市場では、多品種・小ロット案件への対応や高付加価値へのニーズが高まる一方、印刷コストの上昇や人手不足への対応が重要な課題となっている。こうした背景から、高い生産性と品質を両立するデジタル印刷ソリューションへの関心が高まっている。
盛大印刷へのJ-throne 29の導入は、中国市場でのデジタル印刷活用の新たな事例となる。この導入は、オフセット印刷とデジタル印刷を組み合わせたハイブリッド生産モデルの可能性を示すものであり、中国市場での印刷ビジネスのさらなる発展に寄与することが期待されている。
KOMORIは今後も、オフセット印刷とデジタル印刷の融合による価値提供を通じて、ユーザーの課題解決と持続的な成長を支援するとしている。
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