KOMORI 中国のグループ会社盛大印刷と戦略的パートナーシップを締結 デジタル技術と機器連携によるスマートファクトリー構築を支援
株式会社小森コーポレーション(KOMORI)は、中国のグループ会社Komori (Shenzhen) Print Engineering Co., Ltd.が、Henan Grandprint Co., Ltd.(盛大印刷)の事業成長および生産高度化を支援するための戦略的パートナーシップを締結した。同協業は、設備導入に加え、生産システム、印刷工程、後加工、デジタル技術を組み合わせた包括的なソリューションの提供を通じて、盛大印刷の生産体制の最適化を支援し、次世代型の生産モデル構築を推進する。
機器連携とMES統合によるスマートファクトリー化の推進
同協業の核となるスマートファクトリー化に向け、生産設備と製造実行システムの連携を段階的に進める。2026年に盛大印刷が保有する同社のオフセット印刷機36台を工程管理ソフトウェア「KP-Connect Pro」に接続し、2027年には接続台数を60台以上へと拡大する。最終年度となる2028年には、グループ内の全KOMORI設備をMESと統合し、データに基づく生産管理の高度化と効率的で安定したオペレーションの実現を支援する。
また、2026年7月には盛大印刷の経営陣が来日し、同社の本社およびつくばプラントを訪問した。両社は今後の協業方針について協議するとともに、同社の技術やソリューション、生産現場の視察を通じて、スマートファクトリー化および生産高度化に向けた意見交換を行った。
デジタル印刷機や後加工機を含む統合ソリューションの導入
KOMORIは盛大印刷の成長戦略および生産要件に基づき、設備・システム・プロセスを組み合わせた統合的なソリューションを提供する。
オフセット印刷機においては、26〜46インチの片面機、反転機、両面機などの幅広い機種を組み合わせ、商業印刷およびパッケージ印刷それぞれの要件に応じた生産体制を構築する。粘着ラベルやPVC、特色印刷など多様な特殊印刷要件に対しても、個別最適化された印刷プロセスを提供し、高付加価値製品の安定生産を支援する。
製品価値の向上と生産工程の効率化の両立を目指し、最新のデジタル印刷機「J-throne 29」や、MBOの紙折機(MBO K70、MBO T50、MBO B30、MBO K90)を導入する。さらに、Scodixのデジタル加飾機やBogramaの打ち抜きライン等を組み合わせることで、製品や仕様に応じた柔軟な生産体制の構築を支援する。盛大印刷はこれまでにも同社のオフセット印刷機およびMBO後加工設備をそれぞれ50台以上導入しており、同取り組みを通じて生産プロセス全体の最適化を加速させる。
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