【コダックジャパン】持続可能性を企業価値の核に据える 印刷業界の未来に向けた環境技術を強化
コダックは環境保護に力を注ぎ、廃棄物削減、エネルギー節約、二酸化炭素排出量の最小化に重点を置いている。すべての活動に基本的価値観を根付かせ、資源を効果的に管理することを目標としている。近年は化学薬品や水の使用を減らす製品や技術の開発を通じて、より持続可能な印刷業界の実現に取り組んでいる。ここでは同社のエグゼクティブチェアマン兼最高経営責任者、ジム・コンティネンザ氏から寄せられた記事を紹介する。
サステナビリティは企業価値の中核
コダックにとって、サステナビリティは単なる目標ではなく、企業のイノベーションとグローバルな事業を推進する核となる価値観です。2023年、私たちは環境管理への取り組みを強化し、廃棄物の削減、エネルギーの節約、そして炭素排出量の最小化に焦点を当てました。当社の取り組みは、温室効果ガス排出量と廃棄物の削減などの成果をもたらしました。これらの成果は、コダックのサステナビリティへの積極的なアプローチと、より持続可能な未来に向けた長期的なビジョンを反映しています。
持続可能な印刷業界への技術貢献
当社のサステナビリティ戦略は、お客様や株主に価値を提供しながら、世界にプラスの影響を与えることができるという信念に基づいています。今年、当社は製品を強化するだけでなく、より持続可能な印刷業界に貢献する新しいテクノロジーとプロセスを導入しました。
KODAK SONORAプロセスフリープレートのような革新的なソリューションは、化学物質の必要性を排除し、水と電力の使用を大幅に削減することで、お客様の環境負荷削減に重要な役割を果たしています。
インクジェット技術と水性インクでVOC削減を実現
KODAK PROSPER ULTRA 520 プレスは、KODAK ULTRASTREAM コンティニュアスアス インクジェット テクノロジーを搭載し、革新と持続可能性へのコミットメントを示しています。このプレスは環境に優しい水性KODACHROMEインクを使用することで、化学物質の必要性を最小限に抑え、従来の溶剤ベースのインクと比較して揮発性有機化合物(VOC)を大幅に削減します。その結果、印刷会社は廃棄物や水源への有害物質の流出を防ぐことで、環境への影響を大幅に減らすことができます。
当社は、革新的で環境に優しい製品を創造するための研究開発への投資を継続いたします。One Kodakとして、未来の世代のために明るく持続可能な未来を創造できると信じています。
【会社情報】
コダック ジャパン
本社:東京都品川区東品川四丁目10番13号 KDX東品川ビル 1F
電話:03‒6837‒7275
HP:https://www.kodak.com/ja/