パラシュート 印刷済みのロール紙に“機能”を付与、オリジナル粘着製品製造サービス提供開始~高額なシール原材料に縛られない新しい印刷ビジネスモデルを支援
パラシュート株式会社は、印刷済みロール紙へ独自に糊塗工(粘着加工)を施すことで、オリジナル粘着製品を製造可能とするラベル塗工サービスを開始した。
新サービスは、従来のシール・ラベル製造で一般的だった「メーカー指定の専用原材料」に依存せず、印刷会社・ブランドオーナーが自由度高く製品開発を行える新しい製造ソリューション。印刷後のロール紙に対して粘着加工を施すことで、素材選定・機能設計・商品企画の自由度が大幅に向上し、従来にはないオリジナル商品開発を可能にする。
近年、シール・ラベル市場では、以下のような課題が顕在化している。
・メーカー純正粘着原材料への依存
・特殊用途製品における原価高騰
・小ロット・多品種開発への対応難易度上昇
・ブランド独自仕様の商品開発の制限
・差別化困難による価格競争の激化
とくに、既製の粘着シートを前提とした製造では、「使える素材が限定される」「原材料コストが高い」「他社との差別化が難しい」といった構造的な課題が存在している。こうした中、印刷後に必要な機能だけを後加工として付与する“機能後付け型”の製造手法への注目が高まっている。
新サービスでは、印刷済みのロール紙・フィルム素材へ粘着剤(糊)を塗工することで、用途に応じたオリジナル粘着製品を製造する。これにより、高額なシールメーカー専用原材料に縛られない製造体制が組めるほか、印刷会社が保有する既存ロール印刷設備を活用することができる。加えて、素材自由度の向上によるオリジナル商品開発や用途に応じた糊選定(再剥離・強粘着など)への対応、高付加価値商品の自社ブランド化のメリットを提供する。また、従来の「原材料を買う」発想から、「必要な機能を後付けする」発想へ転換することで、印刷会社に新たな利益モデルを提供する。
今後、同社では印刷会社向けの高付加価値化支援事業の拡大を支援するとともに、デジタル印刷ロール機×機能加工による新商品開発、オリジナル素材ブランドの開発、国内製造による小ロットOEM支援の強化を目指す。
【主な特徴】
①高額な専用原材料に依存しない製造モデル
既製の粘着シール原紙を使用せず、印刷済みロールに対して後加工で糊塗工を行うため、メーカー指定の高額原材料に縛られない。これにより、原価最適化と利益率向上を実現する。
②オリジナル商品開発が可能
一般的なシール素材では実現が難しい特殊紙・機能紙にも対応可能。ブランドや用途に合わせた独自製品の開発が可能となり、「他社では作れない商品」を生み出せる。
③小ロット〜量産まで柔軟対応
試作品・テストマーケティング用途から量産案件まで対応可能。ECブランド、販促資材、OEM商品開発など、多様な用途に適応する。
④印刷会社向けの内製化支援
日本国内での内製化を検討する印刷会社向けに、「専用機械の販売」から「塗工ライン設計支援」、「材料選定サポート」、「運用・技術支援」まで、一貫した導入支援が可能。
【活用シーン】
・オリジナルシール・ラベル製品
・アクリルグッズ・キャラクター商品の裏加工
・ブランド販促資材
・工業用途向け特殊粘着製品
・ECブランドの独自商品開発
・高付加価値ノベルティ製品

