京セラドキュメントソリューションズジャパン 7月より生成AIサービス「Stella AI for Biz」との連携サービス開始 複合機でスキャンした文書を編集可能なドキュメントに自動変換

京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社は、生成AIサービス開発会社の株式会社SUPERNOVAが提供する法人向け生成AIサービス 「Stella AI for Biz」 と複合機の連携機能を、2026年7月1日(水)よりサービス提供開始する。この連携機能により、複合機でスキャンした紙文書やファクス文書をクラウド経由でAIが処理し、編集可能なドキュメントへの変換を自動で完結でき、すぐに業務で活用することができる。今後は翻訳や要約への対応を順次拡張し、多言語の書類や長文資料も、現場ですぐに使える形に変換することで、組織全体のDXの促進を目指している。

先進的なソリューションを組み込むことでより包括的な支援を目指す

近年、AI技術の急速な進化により、ドキュメント業務を取り巻く環境は大きく変化している。同社は、SUPERNOVAとの協業により先進的な生成AIサービスを自社のソリューションラインアップに組み込み、顧客企業の生産性向上と業務変革に対してより包括的に支援を行う。

今回、京セラの複合機と連携する「Stella AI for Biz」は、企業での生成AI活用の定着・促進を目的として、SUPERNOVAが提供する法人向け生成AIサービス。特徴は以下の通り。

◆ ワークスペース機能
任意のグループでテンプレート・RAGをシェアし、AIのユースケースや社内ナレッジ活用基盤を組織で共有
◆ Stella Extension
Microsoft Office / Google Workspace / ブラウザの拡張機能として、普段のツール上でシームレスにAIを利用可能。ワンクリック生成やSTELLA関数に対応
◆ 議事録生成機能
音声・動画ファイルから高精度トランスクリプトを自動作成。CER 0.7%(文字起こし正確率99.3%)の精度を実現
◆ 外部データ連携
RAGで、Google Drive・SharePoint・Boxと連携し、常に最新の社内データを参照した回答が可能
◆ エージェント機能
レポートを作成するDeepResearch、プロンプト作成を支援するPromptサポート機能などの具体的なユースケースをエージェント機能として搭載
◆ 活用支援サポート
生成AI勉強会の開催、ガイドライン作成支援、活用アドバイスなど、導入企業に合わせた伴走型活用支援。また、組織内での活用方法を分析できる利用レポート機能も搭載
◆ セキュリティ
ユーザーのデータはAIモデルの学習に使用せず、暗号化のうえ日本国内のデータセンターで管理。2段階認証、IP制限、シングルサインオンなどの機能やWAF / IPS / IDS対応などのネットワーク保護も対応

生成AI連携で紙文書のデジタル化と業務効率化を実現

同社では、「Stella AI for Biz」 の取り扱いに加え、SUPERNOVAと共同で開発した複合機との連携機能の提供を開始する。同機能は、複合機とクラウドサービスを連携する 「Kyocera Cloud Capture」 および 「Kyocera Cloud Print and Scan」 を利用中のユーザーが対象となっている。複合機と 「Stella AI for Biz」 を連携することで、紙文書やファクス文書を自動でOCR処理してWord形式へ変換し、クラウドサービス上へシームレスに保存することができる。今後は、要約・翻訳などのAIアクションをさらに拡張していく予定となっている。

同社は全国に販売・サービス拠点を展開し、複合機の導入から保守・運用まで一貫してサポートする体制を有している。今後は、営業担当者が企業のドキュメント業務の現場を熟知した視点から 「Stella AI for Biz」 を提案し、導入から活用定着まで支援を行う。
2社は 「Stella AI for Biz」 と複合機の連携を通じて、紙文書のデジタル化という従来の課題を解消することで、データの活用性を高め、企業全体のDX推進を加速する基盤を共同で構築する。また、複合機をAI活用の入口として位置づけ、両社の強みを掛け合わせることで、紙文書が残る業務現場への新たな価値創造への挑戦するとしている。

関連記事

最新記事