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日本洋紙板紙卸商業組合 巻取紙と平判紙の価格差是正を製紙メーカー・代理店へ申し入れ 中小印刷業者の負担軽減と紙需要の維持図る

日本洋紙板紙卸商業組合は7月15日、製紙メーカー各社および代理店各社に対し巻取紙と平判紙の価格差是正を求めた。組合は、過去数回の価格修正を経て価格差が拡大し、平判紙を主として使用する中小印刷事業者の調達負担が強まっているとして、市場実態に即した配慮を求めている。

工程差を超えて拡大した価格乖離が中小事業者の経営を圧迫

巻取紙と平判紙の間には、加工や断裁、包装、保管、配送といった工程上の差異により、従来から一定の価格差が存在している。しかし、過去数回にわたる印刷・情報用紙の価格修正を経て、同価格差が工程上のコスト差を超えて拡大した。この現状により、平判紙を主に調達する中小印刷事業者の負担感が一段と強まっており、同組合は、流通の安定や紙需要の維持という観点からも看過し難い課題であると指摘する。

流通の安定と紙需要維持に向けた適正な価格体系の構築

同組合は、不安定な世界情勢や原燃料価格の高止まり、人件費および物流費の上昇といった背景から、製紙メーカー各社が安定供給と事業継続に努めている点については共通の認識を示す。そのうえで、更なる需要減退を防ぐためには市場実態に即した配慮が不可欠であるとし、同一品種における巻取紙と平判紙の価格差縮減を強く求めた。また、印刷通販や大手事業者と中小事業者の間に生じている非合理な価格差の是正についても、事業継続における重要な要素として言及した。

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