【広瀬鉄工】シートグラビア印刷機、表面加工機、印刷検査機、検版装置の製作を通じて、「より美しく」「人に優しく」そして何よりも、地球にリスクを与えない物創りに邁進
創業104年の広瀬鉄工株式会社(廣瀬安宏社長)は、表面加工、加飾特殊印刷、枚葉印刷検査等の分野で印刷会社の付加価値を高めている。廣瀬安宏社長は「創業104周年を迎え、ヒロセは常に独自の印刷機械製作技術を駆使し、その時々の時代の要請にお応えしてまいりました。21世紀は、情報印刷、商業印刷、パッケージ印刷、特殊印刷総ての印刷ステージで、高度デジタル化と平行して、環境への対応が優先する時代と考えております。ヒロセでは、シートグラビア印刷機、表面加工機、印刷検査機、また検版装置の製作を通じて、『より美しく』『人に優しく』、そして何よりも、私達の地球にリスクを与えない物創りに最大限の努力を傾け、皆様方に満足していただける製品の開発、製作をしてまいります」と印刷物の付加価値向上に強い意欲を示している。
コーティングとオフライン品質検査装置が付加価値をもたらす
印刷物のコーティング市場は、光沢度のアップや表面保護に加え、昨今流行りのUV・水性圧着ハガキ、抗菌、抗ウイルスニスコーティングに至るまで、その需要はますます拡大している。
オフセット印刷分野においてもインラインのニスコーティングマシンへのニーズが高まっている。またデジタル印刷の分野においてもオフラインコーターがその真価を発揮。デジタル印刷機は小部数・バリアブル印刷を得意としている。HIROSEのニスコーターは、発売以来、300台を超える実績を持ち、デジタル印刷においてコーティング装置のスタンダード機として多く採用されている。枚葉印刷検査装置においてHIROSEは200台の販売実績を持ち、検査ドラム方式が最高のカメラ性能を引き出す。
金、銀、パール印刷や表面加工
HGシリーズ枚葉グラビア印刷機印刷機
グラビア印刷における金、銀、パール印刷や表面加工は他の印刷方式では実現できない優位性を持っている。化粧品、医薬品、各種カード等用途は多岐にわたり、国内唯一の枚葉グラビア印刷機として不動の地位を確立している。グラビアの金銀パール印刷はオフセットのそれをはるかに上回るボリューム感を表現。水性ニス、UV クリアー乾燥のためロングレール仕様もそろえエコ対策も万全。国内唯一のシートグラビア印刷機として100台にせまる実績でお応えする。
型式:HG-41.46/HGC-41.46/HGSS-41
枚葉フレキソ印刷機(スポットコーティング)ACシリーズ
ワンパス圧着ハガキ製造システム「菊四裁フレキソUVコーターSAC-18DM」
圧着DM需要は、DMの中で個人情報保護の要求やターゲットマーケティング的手法の拡大により加工部数がますます小ロット化している。加えて、発送コスト削減策としてハガキ仕様で多くの情報が盛り込める圧着DMの需要が拡大している。
フレキソUVニスコーティングマシンは、フレキソ方式の採用により全てのスポットコーティングの圧着ニーズに対応する。「ハガキ圧着DMシステムSAC-18DM」は、V折りZ折りハガキからA4仕上がり圧着までこなすワイドレンジの圧着DM一貫製造装置である。またアルバムにおいては、長期間の保存では簡易式のロールコーターでは難しいアルバムの表面加工にもSAC―18は安心して対応でき、フレキソ方式がもたらす平滑性が好評を得ている。
スポットニスコーティングはエコロジカルに適合
菊全判フレキソコーティングマシン ACシリーズ
国内で初めてオフラインコーターを開発して40年。水性ニス/UVクリアー/メタリックインキによるコーティングニーズにヒロセは最大限お応えする。倍胴式スケルトンとチャンバー式コーティングユニットを備えたACSSタイプもラインアップ。エコ対応の無溶剤コーティングを高速処理、ヒロセはこれからの表面化工を提案する。
型式:ACSS-41/AC-46/AC-51
菊半裁フレキソコーティングマシンSAC-26
菊半サイズの要望にお応えして、コーターのヒロセが高速で見当精度の良いオフラインUV/水性コーターをおとどけする。油性インキの上にUVクリアーを塗りたい、デジタル追加印字後に光沢コートをしたい、UV圧着DMをオフラインで作成したい、POD印刷に光沢コートをしたい、小部数アルバムの光沢加工をUV化したい、カタログ表紙にスポットデザインコートをしたい。ヒロセは印刷物の光沢コートで、更なる付加価値付与と、コストダウンの実現を提案する。
A3小型フレキソUVコーティングマシン SAC-18
優れた操作性・見当精度・用紙搬送を追求した小型UVコーティングマシン
「SAC-18」は長年に渡り蓄積した、ニスコーティングマシンのノウハウをあますところなく投入した小型コーティングマシン。オンデマンド時代に対応した、小ロット・多品種からオフラインでの大量処理までユーザーのニーズをカバーするだけでなく、素早く、簡単にニスコーティングができるという機能、耐久性やコーティング精度といった基本性能に加え、洗練されたフォルムのボディカバーデザインといった構成要素、その細部にまでこだわった。アルバム、POD印刷、圧着DM、レベリングの良いUV光沢を実現する。
枚葉印刷検査装置 SKSシリーズ
枚葉印刷検査装置 SKSシリーズは、200台の販売実績を持ち、検査ドラム方式が最高のカメラ性能を引き出す。ヒロセの検査機への取組は、オフセット機製造技術のアプリケーションそのものと言える。最近のデジタル画像処理技術の発展は目を見はるものが有り、この高度な画像技術をあますところなく引き出す為には、オフセットに準ずる針、クワエの精度と検査胴の安定が必須条件となる。ヒロセ検査機は、薬品、化粧品、ラベル、証券、特に高度な検査が要求される現場で活躍している。
※検査装置はダックエンジニアリング株式会社製作
型式:SKSS-41/SKS-46/SK-50
UVラミコート(LCコート)システム
LCラミコートシステム
LCラミコート機はUV塗工の後にフイルムによりラミネートされた上部からUV照射を行い、フイルムは用紙より剥がされ、完成された印刷紙はフイルムが残ることなく、平滑にプレスされた鏡面だけが残り、付加価値を上げる。このフイルムをホログラム、マット等に変更することでLC加工が可能となる。フイルムの残らないラミ疑似加工として、地球環境にやさしいエコ加工であり、国内30台の実績を持ち、出版物の表紙、各種商業印刷物に多用されている。
今までのUVコーティングをはるかにしのぐ、ミラーグロスを可能にした画期的なUVプレス加工。2~3g/m2の薄盛りフレキソUV塗工、酸素障害の影響を受けないUVキュア、そしてフィルムより転写された平滑面と超光沢。ホログラム転写へのバリエーション展開。まさに環境適応型の新世代表面加工といえる。
※フィルム転写部は株式会社浜松製作所の製作
型式:FUL-46(ACLP-46コーティング部)
【会社情報】
広瀬鉄工株式会社
本社:大阪府大阪市東成区東中本3丁目12番31号
電話:06-6976-0951
HP:https://hirosetec.co.jp/