【永井機械鋳造断裁機事業部】『3つの使命』100%国産、Made in Japan、高品位・高精工・高性能・高品質で必ずお客様のニーズを満たす
鋳物の街川口で戦前鋳物組合長を務めた永井鋳造の職長を務めた三男永井徳次郎の長男、創業者永井政一は機械職人として昭和13年に永井機械製作所を創業し、戦後、父徳次郎の協力の下、自社で鋳物から製作した手動製麺機を手がけ永井式製麺機として輸出までいたし、さらに鋳物の腕を買われ手フート印刷機、断裁機の製造をいたし定評を得ました。昭和28年実家から独立して父徳次郎の夢である鋳物工場を立ち上げました。以来当社は鋳物から一貫生産する事業所として品質にご好評をいただいております。昭和40年高度成長下鋳物工場を分離し自社他社問わず広く鋳物製品も手がけてまいりました。
おかげさまによりましで今日、永井断裁機は印刷製本関連業界では永井断裁機および断裁機周辺機器は広くご愛顧戴いております。
私は、第3代目の社長として創業者の経営理念「需要家に感謝されるよい機械を作る」「お得意様、仕入先、協力工場の繁栄に奉仕する」「従業員の品位と生活の向上に互いに努力する」を当社の規範とし、ユーザーの皆様のお役に立つ品質のよい信頼性の高い製品の製作、販売、メンテナンスを通じてユーザー様、販社様、仕入れ先様、協力工場様のますますのご繁栄を、従業員とともに願っております。創業者永井政一の定めた経営理念は、刻々と変化する現代においても当社の普遍の哲学です。
1. 需要家に感謝される良い機械を作る。
2. お得意先、仕入先、および協力工場の繁栄に奉仕する。
3. 社員の品位、生活の向上に互いに努力する。
3つの使命
私たちはこの哲学を礎に『3つの使命』を掲げました。
1.『100%国産、Made in Japan』
2.『高品位・高精工・高性能・高品質』
3.『必ずお客様のニーズを満たす』
私たちは、印刷・製本・紙工用断裁機の「製造」「販売」「メンテナンス」までの一貫とした事業を営み、鋳物から一貫生産という特長を活かして『100%国産、Made in Japan』であることを目指しております。これまでも、これからも、継続的改善に努力し『高品位・高精工・高性能・高品質』の断裁機作りを行い、『必ずお客様のニーズを満たす』という3つの使命を果たそうと日夜努力し続けております。
私たちは印刷・製本・紙工用断裁機の「製造」「販売」「メンテナンス」までの一貫とした事業を営み、鋳物から一貫生産という特長を活かして、『100%国産、Made in Japan』であることを目指しております。
大型サイズ
NCW-N1
断裁幅 1370㎜、1160㎜、1020㎜ の3つのサイズをラインナップ
現在までの踏襲された剛性に備え、10.5インチワイドタッチパネルディスプレイ、メカニカルテンキー、パルスハンドルを搭載。管理しにくかった庖丁交換回数や、給油タイミングなどをシンプルに表示したニューモデル。シンプルかつアグレッシブなパネルデザインは、限りなく黒に近いダークグレーにカンパニーカラーでもあるブルーラインをアクセントとして、シックでありながら、アグレッシブな印象を持たせる操作パネルは長時間見続けても疲労しないように、トーンを抑え、画面に集中できるデザイン。10.5インチワイドのタッチパネルモニターを採用し、ボタンをアイコン化することで、直感的に選択することが可能。作業状態を周囲が確認できるインフォメーションLED、押しやすさと強度を最優先したキーボード、「直感的に」に焦点を置いて開発された手回しパルサーは、回す速度によって移動スピードが変化し、ちょっと距離が長くてボタンで移動のような場面でも早く回せばスピーディに正確な位置決めが可能。パネルに手を伸ばす時間を短縮でき、心臓位置よりも高く上げることがなくなる為、オペレーターへの作業負担が減り、作業効率が上がる。
NCW-D9
断裁幅 1370㎜、1160㎜、1020㎜ の3つのサイズをラインナップ
より精度よく切るために剛性を進化させ、12.1インチタッチパネルディスプレイ、メカニカルテンキー、パルスハンドルを搭載した、かゆいところに手が届くハイエンドモデル。半自動モードと自動モードを設定。自動モード中でも細かな寸法修正の為にパルスハンドルを有効にすることもできるので、画面を切り替えずに寸法を修正することが可能。
NCW E-1
断裁幅 1370㎜、1160㎜、1020㎜ の3つのサイズをラインナップ
8インチタッチパネルディスプレイ、大型アイコンの直感的操作が可能。今日からでも直ぐに操作できる洗練されたデザイン。初めての方でもすぐに使いいただけるシンプルオペレーションをデザインし、今までにない直感的な操作性とひと目で判断できるアイコン、シンプルな機能によりオペレーショントレーニングを削減できる。
はじめての方でもすぐに親しんで頂けるような直感的なデザインを目指しました。メイン画面からワンタッチで断裁をスタートできます。
セッティング項目を6つに集約(当社従来比)。どうしても時間がかかってしまうセッティング作業をもっとスマートに。
18mm大型テンキーで手袋でもらくらく操作
「手袋を着用したときのタッチ操作のイライラを少しでもよくできれば・・・」という思いをこめて、クラス最大のテンキーアイコンを採用。計算通りにバックゲージを操ることができる。
数値の表示には、判読性に優れる7セグメント表示を採用。ディスプレイは、刺激を抑えたブラック・バックスクリーン。毎日の業務を、より快適に、そんな思いを込めて、このE1は創られた。また、E1シリーズでは、操作の中断から一定の時間でスタンバイモードに入る、N-STOPを搭載。貴重な電気を無駄にしません。また、1分単位で時間の設定ができ、1日あたり最大50%の消費電力削減が可能。(当社調べより)
中型・小型サイズ
NC-64 HFE1
NC-80 HHE-1
小型であっても強固な一体型ボディで正確に切れるシングルアーム断裁機。8インチタッチパネルを搭載し、今日からでも直ぐに操作できるスマートデザイン。NC-64HFE1は高精度の断裁品質を求めるデジタル印刷市場で活躍している。デジタル印刷機のB2サイズではオフセット印刷機の菊半裁機の代替機として印刷量はオフセット機と同等になっている。
次工程の断裁では1000枚以上が一度に正確に断てる断裁機が求められる。小型機のNC-64は断裁高さが11㎝、中型機のNC80が13㎝で、一度で正確に断てる永井断裁機が高い評価を得ている。
同社の小型・中型断裁機は、印刷局でも採用されている高精度大型断裁機と同等の性能を有している。油圧クランプは強力紙締の断裁圧はNC64が最大max2000㎏、NC80が最大max3000㎏で大型と同等の高速度断裁を実現する。またNC64は40r/m、NC80は42r/mのスペックで、切削ボールスクリューの高精度位置決めは、同社の国産鋳物による高耐久によるところが大きい。E1コンピューターは、断裁オペレーションが女性や高齢者にもシンプルでわかりやすい大きなアイコンで、直感的な操作性をタッチスクリーン上に実現した。
型式検定両手式安全装置は標準装備され、オプションで安全補助装置のクランプセンサーを搭載可能とする。指などの異物を検知するとクランプが下りないことからクランプ事故のリスクを大幅に低減する。制御装置は最新のPLCを採用し、最新のPLCが移植できるよう設計。電気回路パーツは安全装置以外の専用基盤を削減し、一般に普及している標準的パーツを多用し、メンテナンスにおけるパーツコストを低減しておりコストパフォーマンスに優れている。
NCW-E1R 再生新台機
再生新台断裁機「E1R1」は長寿命の断裁機の電装をアップデータしたもの。鋳物から一貫生産された純国産の断裁機をベースにオーバーホールし、ベアリングなどの消耗品を新品に交換。リーズナブルな価格で提供される。新たに筐体など金属性の本体や部品を生産しないので、SDGsにも貢献する。
永井康仁社長は「作る責任、使う責任から長く使える設備を部分的に更新して簡単にスクラップにしないことがメーカーの新たな社会的責任であろうかと思います。気候変動対策として素材の適量使用はリサイクル、リユースによる生産削減でCO2削減に貢献します。エネルギーをクリーンに使うための適量生産は純国産ならではの高精度な断裁機でだから可能になり、サステナブル社会に貢献します」」と再生新台機のメリットを語っている。
【会社情報】
永井機械鋳造株式会社 断裁機事業部(営業・製造・メンテナンスサービス)
本社:埼玉県加須市砂原2345
電話:0480-72-2676
HP:https://nagaikikai.co.jp/