【page2022レポ】花王 低温定着トナーを出展~フィルム素材に対応、少ないトナーで高発色

フィルム素材にも対応
フィルム素材にも対応

花王は2月4日まで東京・池袋のサンシャインコンベンションセンターで開催中のpage2022で、低温で定着できるトナー『ルナトーン™』を出展している。

新トナーは同社独自設計によるカプセル型トナーで、100℃以下の温度で定着する。このため、熱の影響を受けやすい薄紙やフィルムにも印刷することができる。

一般的にトナーは定着温度を下げると、素材に定着できるトナー量が落ちるが、花王が開発したトナーは、少ないトナー量でも熱応答性が高く、瞬時に濡れ広がって印刷面を覆うため、少ないトナー量でも高発色の印刷が可能になる。

実演では新トナーを搭載したCMYKホワイトの5色のプリンターと、ポリエチレン70μmの素材への印刷サンプルなどを展示している。

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