ウエノ 比較検査ソフト「APRON-Plus」を発売 独自検査エンジン搭載で誤検知を低減
ウエノ株式会社(大阪市淀川区)はこのほど、印刷物・デザインデータ向け比較検査ソフト「Subscription APRON-Plus(エプロンプラス)」の提供を開始した。
同製品は、印刷データやスキャンデータ同士を比較検査できるWindows対応ソフト。PDF、TIFF、JPEG、PNG形式に対応し、デジタルデータ同士の比較だけでなく、スキャンデータとの照合検査にも対応する。
最大の特徴は、独自開発の検査エンジン「Prossimo(プロッシモ)」を搭載した点。従来の比較検査ソフトでは、スキャン時の歪みや色差、微細な線の違いなどを過剰検出し、確認作業が煩雑になるケースがあった。同製品では、人の目で無視できる差異を吸収しながら、本当に確認が必要な相違箇所を直感的に検出できるという。
加えて、同製品の特徴的な機能として「マルチ・トリミング機能」を搭載。比較元データ上で検査したい複数箇所をトリミング指定すると、比較先データ側で自動的に位置合わせを行い、その後に比較検査工程へ移行する。見開きデータや展開図、部分変更データなどでも効率的に検査を行えるため、従来は目視確認に頼っていた作業の省力化と検査精度向上に貢献するとしている。
また、自動位置合わせ・自動回転・自動変倍機能を搭載。展開図や長体データなど、サイズや向きが異なる原稿同士でも比較検査が可能となっている。さらに、縦横比を独立して補正できるため、スキャン時の歪みにも柔軟に対応する。
検査結果はPDFレポートとして保存可能。検査日時やファイル名、差異箇所を証跡として出力でき、品質保証用途にも活用できる。
UIはシンプルな操作性を重視しており、「読み込み」「比較実行」「PDFレポート出力」の3ステップで利用可能。専門知識や長時間のトレーニングを必要とせず、デザイナーやブランドオーナーでも扱いやすい設計とした。
同社では「高額な初期投資が必要だった従来型検査システムに対し、より導入しやすいサブスクリプションモデルとして展開する。印刷会社だけでなく、デザイン制作会社や品質管理部門など幅広い用途を想定している」としている。
なお、同製品は印刷・メディア業界向け総合イベント「JP2026」に出品し、実機デモを交えた提案を行う予定。
価格は年額18万円(税別)。導入支援として、初年度に限り15万円(税別)で提供する。
【製品概要】
- 製品名:Subscription APRON-Plus
- 対応OS:Windows 11 Pro以降(64bit)
- 対応形式:PDF、TIFF、JPEG、PNG
- 主な機能:画像比較検査、自動位置合わせ、自動回転、自動変倍、マルチ・トリミング機能、PDFレポート出力、Web Viewer対応など
【問い合わせ先】
- ウエノ株式会社
- 大阪市淀川区西中島7-4-17 新大阪上野東洋ビル12F
- TEL:06-6301-1555
- URL:https://www.uenocorp.co.jp

