DNP 「DNP高視認性パターンライト」活用のG-スクライト工法が国土交通省NETIS「令和8年度推奨技術」に選定 区画線工事の経済性・施工性向上を評価

大日本印刷株式会社(DNP)は、光のパターンを投影して土木・建設現場を支援する「DNP高視認性パターンライト」を活用した「G-スクライト工法」が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)で「令和8年度推奨技術」に選定されたと発表した。同工法は、光のライン投影により基準線や区画線の位置を瞬時に可視化する技術で、今回の選定により同製品および同工法の有用性が認められた。

パターンライトを使った「G-スクライト工法」のイメージ

G-スクライト工法の選定理由と施工メリット

NETISは公共工事における新技術の活用促進を目的としたデータベースであり、中でも施工の安全性や効率向上に寄与し、技術水準を高めると評価された技術が「推奨技術」として選定される。今回選定された「G-スクライト工法」は、路面に約100メートル先まで明瞭な線状の光を投影し、道路の区画線を引く位置を可視化する。

同工法の導入により、従来人力で行っていた下書き作業が不要となる。これにより工程の短縮が可能となり、経済性、安全性、施工性が向上する。推奨技術への登録により、同工法を活用する施工者は総合評価落札方式や工事成績評定での加点対象となるなど、通常のNETIS登録技術と比較して多くのメリットを享受できる。

DNP高視認性パターンライトの技術的特徴

同工法を支える「DNP高視認性パターンライト」は、独自のホログラフィック・マトリクス(HMX)テクノロジーを搭載している。レーザー光を自在に操り、最大100メートル先まで明るく明瞭なパターンを投影する。夜間の工事現場では、遠方からドライバーに進路変更を促す矢印の投影により進入リスクを低減するほか、工場や倉庫内での危険箇所の明示など、多岐にわたる用途で使用される。

安全性においては、レーザー製品の安全規格であるJIS C 6802のクラス1に適合している。そのため、レーザー機器管理者の配置やインターロック機構などの特別な対策を必要とせず、一般的なLED灯具と同様に取り扱うことができる。

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