DICグラフィックス リキッドカラー製品全般を30%以上値上げ 4月21日納入分より価格改定を実施

DICグラフィックス株式会社は、主にパッケージ印刷向けに使用されるグラビア・フレキソインキや接着剤製品、ならびに食品用金属容器などに使用される製缶用塗料や金属インキ製品について、4月21日納入分より価格改定を実施する 。原材料価格の急激な上昇と需給の逼迫を受け、製品の安定供給を維持するために、各製品とも30%以上の大幅な値上げを行う 。

原油・ナフサ高騰とアジア圏の供給逼迫が背景

今回の価格改定の背景には、昨今の中東情勢の変化に伴う原油・ナフサ価格の上昇がある 。アジア地域においても石油化学原料の供給逼迫が続いており、主要原材料価格が高水準で推移している 。加えて、アジア各国でのエチレンプラントの停止や減産の影響により、溶剤やモノマー、ポリマー原料を中心とした調達環境は一層厳しさを増している

同社ではこれまで、原料の確保や製造効率の向上、コスト削減などの自助努力を継続してきた 。しかし、足元における原材料価格の構造的な上昇は企業努力で吸収できる範囲を大きく超えており、安定的な製品供給とサービス水準を維持するためには価格改定が避けられないと判断した 。

対象となるのは、パッケージ印刷等に使用されるグラビア・フレキソインキや接着剤、食品用金属容器向けの製缶用塗料、金属インキなどのリキッドカラー製品全般となっている。

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