東印工組 「価値創造のための中小印刷産業再編プロジェクト」第2事業年度スタート M&A倶楽部ポータル運用に加え後継者育成セミナーや交流会で事業承継を支援

東京都印刷工業組合(東印工組)は、東京都中小企業団体中央会から受託した団体連携型事業承継支援事業に「価値創造のための中小印刷産業再編プロジェクト」として取り組んでいる。同プロジェクトは2025年度から2027年度まで最長3事業年度の継続受託となり、第2事業年度がスタートした。第2事業年度は、予算が1,991万円、履行期間が2026年4月1日から2027年3月31日までとなっている。

経営資源の喪失を防ぐ支援体制を確立

同事業では、東印工組と全日本印刷工業組合連合会(全印工連)が2016年度から取り組みを重ね、2017年度には「全印工連事業承継支援センター」の立ち上げを実現するなど実績を重ねてきた事業承継支援について、組合員がより利用しやすい形での体制構築を目指している。顧客基盤、従業員、ノウハウ、技術、信用、設備、財産といった、歴史ある印刷会社が蓄積してきた貴重な経営資源の喪失を防ぎ、次世代へと着実に承継できる仕組みを確立することを目的としている。

東印工組の企画内容「価値創造のための中小印刷産業再編プロジェクト」では、第1事業年度を通じて、事業承継セミナー(各支部で「業界再編時代のM&Aセミナー」をテーマに開催)、事業承継ガイドブックの作成・配布、後継者不在企業のリサーチ、イメージキャラクター「MA子(まこ)さん」の作成・周知広報活動、ポータルサイト・マッチングサイト「M&A倶楽部ポータル」の開設、株価算定レポートの作成支援、企業価値算定ツールの提供(チャットボット)といった取り組みを実施した。
第2事業年度では、ポータルサイト・マッチングサイト「M&A倶楽部ポータル」の運用・保守、株価算定レポートの作成支援、企業価値算定ツールの運用・保守、後継者育成セミナーの開催、「2世代で考える事業承継の会(仮称)」の運営、周知広報活動、個別M&A支援の実施といった取り組みを予定している。
今後、システム構築と併せ事業実施報告書等を作成し、各委託契約期間の満了日(第2事業年度は2027年3月31日)までに中央会へ提出する。

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