富士フイルムBI プロダクションカラープリンター「Revoria Press PC2120」など3機種が「レッドドット・デザイン賞2026」を受賞 AI搭載の機能と意匠を両立
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(富士フイルムBI)のプロダクションカラープリンター「Revoria Press PC2120」および「Revoria Press EC2100S / EC2100」「Revoria Press SC285S / SC285」の3機種が、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催する「レッドドット・デザイン賞プロダクトデザイン2026(Red Dot Design Award: Product Design 2026)」で「レッドドット・デザイン賞2026」を受賞した。同賞は世界三大デザイン賞の一つに数えられ、デザインの革新性や機能性、人間工学などの基準で審査される権威ある賞となっている。
フラッグシップモデル「Revoria Press PC2120」のAI活用と独自技術
ハイエンドプロ市場向けのフラッグシップモデルである「Revoria Press PC2120」は、水平基調のシンプルなフォルムとモノトーンの配色を採用し、印刷現場に調和するデザイン。独自のAI技術を搭載し、用紙設定や画質設定、画像補正を最適化して提案する機能を備える。
「用紙プロファイラー」機能では、センサーで取得した情報をAIが解析し、普通紙からフィルム、メタリックなどの特殊紙まで最適な設定を提示する。特に転写出力調整値を自動算出・設定する技術は業界初となる。また、プリントサーバーのAIが入稿データの特性を解析し、文字や細線の調整、写真のシーン判別に応じた最適な画像補正を行う。
出力面では、CMYKの4色トナーと2色の特殊トナーによる1パス6色印刷に対応する。特殊トナーには新たにグリーンを追加し、全9種類のラインアップを揃える。グリーンとピンクを組み合わせることで色域を拡大し、RGBデータの色彩に近い鮮やかな出力を可能にしている。

ミドルレンジモデルの生産性とコンパクトデザイン
ミドルレンジモデルの「Revoria Press EC2100S / EC2100」および「Revoria Press SC285S / SC285」は、1パス5色印刷を可能にしながら、独自の縦型現像技術やLEDプリントヘッドの採用により、設置面積を抑えたコンパクトなサイズを実現している。
同製品は2400dpiの高解像度出力とSuper EA-Ecoトナーにより、高精細な印刷を実現する。印刷速度は、プロ市場向けのEC2100S / EC2100が毎分100ページ、オフィス向けのSC285S / SC285が毎分85ページとなっている。薄紙から厚紙、長尺用紙まで幅広く対応し、多品種・小ロット・短納期の作業環境下でも高い生産性を発揮する。また、オプションのユニットを組み合わせることで、印刷中の色濃度変動や表裏ズレをリアルタイムで自動補正し、品質の安定化を図る。
富士フイルムグループ全体で多数の国際的デザイン賞を獲得
今回のレッドドット・デザイン賞2026で、富士フイルムグループではミラーレスデジタルカメラ「Xシリーズ」、インスタントカメラinstax™“チェキ”シリーズ、医療機器など計27製品が受賞した。中でもレンズ一体型デジタルカメラ「FUJIFILM GFX100RF」は最高賞である「Best of the Best賞」を獲得している。
また、富士フイルムホールディングス株式会社は、ドイツの「iFデザイン賞2026」でプロダクションカラープリンターを含む幅広い事業分野の23製品で同賞を受賞した。富士フイルム株式会社の製品については20製品が選出され、6年連続で20製品を超える受賞となった。



