TOPPAN 小ロット対応のオリジナルデザイン「カートカン」5月から提供開始 デジタル印刷活用で企業の環境配慮とブランド訴求を両立
TOPPAN株式会社は2026年5月から、企業や団体、自治体向けに提供している紙製飲料容器「カートカン®」にデジタル印刷を活用したオリジナルデザイン仕様の提供を開始する。同社はこれまでも環境配慮型の容器として同製品を展開してきたが、新仕様の導入により、小ロット生産でのオリジナルデザイン展開を可能にし、企業の環境負荷低減と情報発信の両立を支援する。
デジタル印刷で小ロット生産と精緻なデザイン再現を実現
TOPPANは、デジタルデータから直接印刷を行う版不使用のデジタル印刷を採用することで、従来のグラビア印刷では困難だった小ロットでのオリジナルデザイン展開を可能にした。これにより、企業のロゴやブランドメッセージ、キャンペーンビジュアルなどを反映したパッケージを、ノベルティや限定配布といった用途に応じて柔軟に提供する。
また、デジタル印刷特有の高い見当精度により、細部まで精緻なデザイン表現が可能である。従来のグラビア印刷と比較しても遜色のない印刷再現性を備えており、企業ロゴなどのブランド要素を忠実かつ高品位に再現する。
プラスチック削減と国産材活用による高い環境性能
同製品は、プラスチック製のPETボトルと比較して、容器に使用するプラスチック使用量比率を約30%に抑制できる。原料には間伐材を含む国産材を30%以上使用しており、「間伐材マーク」を取得している。
サステナブルブランド「SMARTS™」を通じた社会貢献
TOPPANグループは、2023年よりパッケージを起点としたサステナブルブランド「SMARTS™」を展開している。同製品もこのブランドの一環であり、独自の透明蒸着バリアフィルム「GL BARRIER」を使用することで、長期保存と中身の風味維持を可能にしている。
同社は、オリジナルデザインの「カートカン」天然水の提供を環境配慮に取り組む企業や自治体へ進めるとともに、今後は容量や内容物のバリエーションを拡充する。これらの取り組みを通じて、2030年度に2,000万本以上の提供を目指す。
