DNP Foltaと資本業務提携 「シャドーAI」対策のセキュアブラウザサービスで生成AIの安全な業務利用と情報漏えいリスク抑制を支援
大日本印刷株式会社(DNP)は4月24日に株式会社Foltaに出資し資本業務提携した。従業員が企業に無断で生成AIを利用する「シャドーAI」への対策を通じて、情報漏えいリスクを抑制した安全な生成AIの活用環境を構築する。DNPはFoltaが持つWebブラウザ経由の生成AI利用をリアルタイムに制御・監視する技術を活用し、企業のAIガバナンス強化を支援する。
リアルタイムな制御・監視でシャドーAI対策を強化
生成AIの業務利用が拡大する一方で、企業が許可していないAIサービスを従業員が利用する「シャドーAI」が新たなセキュリティリスクとなっている。Webブラウザを経由した利用は従来の管理手段では制御が困難な場合があり、機密情報の入力による情報漏えいが課題となっている。
Foltaは、Webブラウザ起点での生成AI利用をリアルタイムに制御・監視する「セキュアブラウザサービス」を提供している。DNPは、自社で45,000台以上の情報端末を運用してきた実績とサイバーセキュリティ監視運用の知見を、同サービスの制御技術と掛け合わせる。これにより、生成AIの利便性を維持しながら、リスクを低減する環境を提供する。
共同販売と次世代セキュリティサービスの創出
両社は「シャドーAI」対策に特化した「セキュアブラウザサービス」の共同販売を展開する。DNPグループが提供する既存のセキュリティサービスと連動し、リスクの検知から分析、運用改善までを一貫して支援する体制を構築する。
また、同サービスで収集したデータの分析・監視機能を強化し、Webブラウザ以外の生成AIアプリケーションへも対応範囲を拡張する。両社の人材と技術を融合させ、企業全体のAIガバナンスを支える新たなセキュリティサービスを共同で開発する。
今後DNPはFoltaとの連携を通じ、AI時代に適合した業務高度化支援サービスを広く展開する。


