DICグラフィックス インキ製品の価格改定を実施 油性枚葉インキなどは10%以上・商業オフ輪インキは15%以上値上げ【5月21日出荷分から】
DIC株式会社の子会社であるDICグラフィックス株式会社は、主に紙媒体の商業・出版・包装・新聞印刷向けに使用される商業オフ輪インキ、油性枚葉インキ、UVインキ、新聞インキの各製品について、2026年5月21日出荷分より価格改定を行うことを決定した。
調達難が続く中で安定供給を維持するための判断
中東情勢の変化に伴い、原油・ナフサをはじめとする石油化学原料の調達環境が悪化しており、アジア地域においても供給の逼迫が続いている。その影響を受け、原油市況および国産ナフサ価格は上昇基調で推移し、同社製品に使用される主要原材料価格も高水準で推移している。
加えて、アジア各国におけるエチレンプラントの停止や減産などの影響により、顔料・樹脂原料・モノマー・溶剤を中心とした原材料の調達環境は、一層厳しさを増している。
こういった状況の中で、同社は、製品の安定供給を最優先事項と位置づけ、原料の確保や製造効率の向上やコスト削減などに継続的に取り組んできた。しかし、原材料価格の急激かつ構造的な上昇および需給逼迫は企業努力のみで吸収できる範囲を大きく超え、安定した製品供給の維持・品質およびサービス水準の継続的な提供には、価格改定が避けられないという判断に至り、今回の改定が決定した。
なお同社は、今後の原料市況や国際情勢の変動によっては、追加の価格改定や供給調整が生じる可能性もあるとしている。
改定概要
商業オフ輪インキ:改定率15%以上
油性枚葉インキ・UVインキ・新聞インキなど:改定率10%以上
改定時期:5月21日(木)出荷分から