キヤノン IDC MarketScapeの「ワールドワイド・ハイスピードインクジェット」2025年版でリーダーに選出 既存製品の機能拡張や独自プリントヘッド、保守サービスなどが高評価

キヤノン株式会社は、調査会社IDCが発行した「IDC MarketScape: Worldwide High-Speed Inkjet 2025 Vendor Assessment」で、リーダーに選出された。
「IDC MarketScape: Worldwide High-Speed Inkjet 2025 Vendor Assessment」は、高速インクジェット分野のベンダーを、技術革新、製品ラインナップ、サービスとサポート、顧客体験、長期ビジョンの観点から評価している。同社は「市場において強固なプレゼンスを維持しており、新規設置台数および印刷ボリュームにおいて継続的に成長している。キヤノンは数多くの実績ある導入事例を通じて、その価値と成功を実証している。実際の生産現場における稼働および運用データが、高い稼働率に関する主張を裏付けている」と評価を受けた。

IDC MarketScapeによる「ワールドワイド・ハイスピードインクジェット」のベンダー評価モデル

高速インクジェット分野でのポジションをさらに強化

IDC MarketScapeは、キヤノンの高速インクジェット(HSIJ)の製品群に着目し、「前回の調査においてすでにリーダーカテゴリーに選出されていたキヤノンは、その後、同分野におけるポジションをさらに強化するために大きな進展を遂げた」と報告。主な項目として「既存の高速インクジェット製品群の機能拡張」、「自社開発の1,200dpiピエゾプリントヘッドとそれを搭載する製品群の発表」、「エンドユーザーによる保守、また最終的には稼働率向上につなげることを目的とした、保守サービスの実行および提供におけるイノベーションの発表」、「複数のパートナーとの連携による後加工ソリューションの拡充」が取り上げられた。

また、IDC MarketScapeは、キヤノンが持つ成熟したサプライチェーンと広範なグローバルサービスネットワーク、サービス分野でのイノベーション推進についても評価。さらに、高速インクジェット印刷機向けのワークフロー、ファイル処理、オペレーターインターフェースを最適化するデジタルフロントエンドソリューション(PRISMA)の開発により、同分野での強固なポジションを確立していると指摘した。

◆キヤノンプロダクションプリンティング、シニア・バイスプレジデント
 ピーター・ウォルフ氏コメント

2025年のIDC MarketScapeでの評価は、実際の生産現場において長年培ってきた、キヤノンの高速インクジェット技術の深い実績が反映されたものだと考えています。私たちが考えるキヤノンの差別化要因は、印刷機そのものの性能だけでなく、お客さまとの長期的なパートナーシップを築く中で提供してきた信頼性と安定性にあります。実績ある技術、アプリケーションに関する豊富な知見、そして一貫して高い稼働率とサポートを提供するグローバルなサービス体制を組み合わせた、キヤノンならではのアプローチが特長です。それにより、お客さまは現在そして将来にわたって、安心して事業拡大を図ることができます。

多様なニーズに応える製品展開

キヤノンは、輪転および枚葉の双方で幅広い高速インクジェット印刷機のラインナップを展開している。これにより、アナログ印刷からデジタル印刷への移行、短納期・小ロット化への継続的な需要、高い生産効率への要求など、ユーザーに最適なソリューションを提供する。
さらに同社は、産業印刷向けインクジェットラベル印刷機「LabelStream LS2000」やシングルパスインクジェット包装印刷機「corrPRESS iB17」の発表を通じて、ラベルおよびパッケージ市場でも戦略的な展開を実行し始めている。

【主要な製品ラインナップ】
枚葉インクジェット機: varioPRINT iX1700、varioPRINT iX3200、varioPRESS iV7
輪転インクジェット機: ProStream 2000/3000、ColorStream 8000
ラベル・パッケージ向け: LabelStream LS2000、corrPRESS iB17

A3ノビサイズ対応の商業印刷向け枚葉インクジェット印刷機「varioPRINT iX3200」

関連記事

最新記事