【倒産情報 鹿児島県】濱島印刷自己破産申請
濱島印刷株式会社(鹿児島市上之園町)は、3月31日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。同社は1959年(昭和34年)1月に設立された印刷業者。ポスターや包装紙、パンフレット、焼酎ラベルなどの印刷を手がけるほか、地元大学と連携し、大学教授による学術書や教育図書などの出版も行い、2004年8月期には年売上高約7億2400万円を計上していた。しかし、デジタル化の進展により紙媒体の印刷需要が次第に低下するなか、売り上げも徐々に減少し、2011年8月期以降は赤字決算が続いていた。その後、自社専用の二次元バーコードを活用した営業強化策などに取り組んだものの、業績は回復せず、2025年8月期の年売上高は約3億2000万円に落ち込み赤字幅も拡大、先行きの見通しが立たなくなった。負債は約3億9000万円。 なお、同社の事業および一部の従業員は、県内に拠点を置く印刷業者の100%子会社として設立された濱島印刷(株)(2026年3月設立)が引き継いでいる。