大王製紙 印刷・情報用紙とタック紙を15〜20%値上げ、7月1日出荷分より 原燃料の急騰と供給不安に対応

大王製紙株式会社は、2026年7月1日出荷分より、印刷用紙、情報用紙、およびタック紙の価格改定を実施する。中東地域における情勢不安を背景とした原燃料・原材料価格の急騰に加え、供給面での不透明感が強まっていることを受け、安定供給の維持を目的に価格を引き上げる。

原燃料価格の急騰と調達環境の不透明感

大王製紙を取り巻く事業環境は、国際情勢の影響による大幅な円安、原材料価格やエネルギー価格の変動、資材調達環境への影響が継続している。さらに直近では、中東地域の情勢不安に伴う国際情勢の変化により、同社製品の生産に不可欠な一部の原燃料・原材料の調達価格が急騰し、供給面での懸念も増大している。

同社グループは総力を挙げ、対象となる原燃料・原材料の確保に最大限取り組んでおり、代替品の検討や確保を含めた調達の安定化に努めている。しかし、これらのコスト増加は自助努力の範囲を超える水準に達しており、企業内での吸収が困難な状況となっている。

安定供給と事業継続のための価格改定

大王製紙は、今後も製品の安定供給および原価低減に向けた努力を継続する一方で、事業継続のために今回の価格改定を決定した。改定幅は、印刷用紙・情報用紙およびタック紙の粘着紙が15%、タック紙の粘着フィルムが20%となる。

価格改定の概要

  • 対象品種および改定幅:
    • 印刷用紙、情報用紙:+15%
    • タック紙 粘着紙:+15%
    • タック紙 粘着フィルム:+20%
  • 改定時期:2026年7月1日 出荷分より

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