オンデオマ DX導入に立ちはだかるギャップ、名刺発注のミスやトラブルで担当者8割が「負担に感じる」経営者の8割は「問題なし」と回答 Web名刺発注システム「印刷部ドットネット」で手軽に効率化
株式会社オンデオマは、名刺発注業務のDX化を進めていない企業の担当者・経営者を対象に、「名刺作成における非効率とDX化の導入障壁」に関する実態調査を実施した。人事異動、新卒入社、展示会など急ぎの対応が必要となる名刺発注の現場では、誤字や脱字、納期遅延といったトラブルが相次いでおり、約8割の担当者が業務負担を感じている。一方、経営者の約8割は「現場の苦労を知らない」と答えており、改革の障壁となっている構図が鮮明になった。

繁忙期に頻発する名刺トラブル、「校正の遅延」や「納品遅れ」が上位に
調査は2025年7月10日から11日にかけて実施され、名刺発注業務をDX化していない企業に勤める担当者511人、経営者529人、計1,040人が回答した。
名刺発注業務でよくあるミスとして、「役職・氏名以外の誤字・脱字(62.8%)」「役職・氏名そのものの間違い(56.8%)」「校正反映前の情報で印刷(43.8%)」「デザインやレイアウトのズレ(53.0%)」「納期遅れ(50.9%)」が挙がった。
また、「時間がかかる工程」では「校正の確認や修正(47.0%)」「名刺情報の入力(43.3%)」「上司の承認・確認(41.3%)」が上位となり、人手を介する業務工程にボトルネックが生じていることがうかがえる。
名刺が急遽必要になる場面も多く、「急な名刺発注業務で困った経験がある」とした回答は73.9%にのぼる。新卒採用や人事異動、イベントなどが集中する年度末・年度はじめ(3月から4月)や中間期(9月から10月)に発注業務が重なり、校正遅延や納期遅れ、発注漏れなどのトラブルを誘発している。
現場の8割が「負担」と回答も、経営者の8割は「報告すら受けていない」
このような状況にもかかわらず、名刺発注業務を負担と感じている担当者は「非常に負担(24.5%)」「やや負担(55.0%)」を合わせて約8割に対し、経営者の63.7%は「現場からの報告を全く受けていない」と回答した。
「名刺発注業務のDX化の必要性」についても、経営者の74.9%が「必要とは思わない」と答えており、「コストがかかりそう(34.0%)」「今のやり方で困っていない(25.5%)」「導入の手間が大きそう(22.7%)」といった理由から現状維持を選択している様子が明らかとなった。
改革の必要性を感じている現場と、危機感の薄い経営層との間には大きな意識の隔たりがあり、これがDX化の障壁となっている。
操作性とミス防止が鍵 求められる「誰でも使える」DXツール
名刺発注業務のDX化が必要と回答した経営者・担当者が求める理想のツール条件として、「操作が簡単で直感的(34.6%)」「ミス防止機能(33.1%)」「承認フローのスムーズ化(28.5%)」が上位に挙がった。
名刺発注のような細かな業務は担当者の経験や確認に依存しがちで、属人化が進むことで効率化が進まない傾向がある。こうした業務にこそ、「誰が操作しても正確に運用できる仕組み」が求められている。
DXツール「印刷部ドットネット」で非効率を一掃 月額0円、最短翌日納品にも対応

こうした課題を受け、同調査を行ったオンデオマは、法人向けWeb名刺発注システム「印刷部ドットネット」を提供している。導入時に各社の名刺デザインをシステムに登録することで、以後の発注・校正・納品・請求まで一貫してWeb上で完結。作業時間の短縮や確認漏れの防止、発注履歴の一元管理など、多くの業務効率化が期待できる。
「印刷部ドットネット」の特長
- 初期費用以外の月額固定費は0円:インターネット環境があれば、発注に応じた従量課金で利用可能。
- 最短1日納品:午前11時までの注文で、翌営業日に各拠点へ直送。緊急時にも対応できる体制。
- 40種類以上の用紙・加工に対応:環境に配慮した紙や、箔押し・角丸・変形など、デザイン面でも充実。
- SDGs対応・サポート体制も充実:UDフォントや製造工程の見直しなど、環境対応や社会貢献にも寄与。
- 封筒など他印刷物も同時注文可能:名刺以外の印刷物もワンストップで対応。
企業の顔である名刺。その発注業務の効率化は、地味で目立たないながらも、組織全体の業務改善やストレス軽減につながる第一歩になるかもしれない。
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