光文堂 JAPAN PACKでオンデマンド段ボール加工機「KBD AUTO SLOTTER」を公開、あらゆるサイズを自動で加工するカスタムパッケージのオンデマンドソリューション
株式会社光文堂は、10月7日から10日までの開催されているJAPAN PACK 2025でオンデマンド段ボール加工機KBD AUTO SLOTTERを公開した。オンデマンド段ボール加工機KBD AUTO SLOTTERは、あらゆるタイプ、あらゆるサイズを自動で加工するカスタムパッケージのオンデマンドソリューション。自動シート供給、裁断、溝切り、罫線、糊付け、手穴あけなどを、この一台で対応する。種類とサイズを入力するだけで、すぐに段ボールが加工可能で約3秒で箱型テンプレート切替えができ、一人で全ての業務対応が可能。同機は特許出願中の両面罫線加工により、折り曲げ・組立作業の簡易さを実現。同じく特許出願中の段違い罫線設計により、作業中断なしで連続生産できる。
EフルートからAAAフルートまでの段ボール加工ができ、溝幅は8mmから16mmまで対応する。特許設計の構造により、溝カッターナイフを交換することなく5mmから1000mmまでの長さを作ることが可能。同機は特許取得済みの両面罫線加工により折り曲げ、組立作業の簡易さ、作業中断なしで連続生産が可能となっている。
オンデマンド段ボール加工機「KBD AUTO SLOTTER」
KBD MOLL システムも注目集める
このほかフィニッシングソリューションKBD MOLLシステムを出展した。KBD MOLL システムは、製袋機、グルーシステム、紙折機の機能を統合してパッケージ等の型紙を自動で製造するユニットシステム。紙工業界は、複雑化した製品を短納期・高品質で納品する必要があり、KBD MOLLシステムは、今までそれぞれの機械で加工してきたジョブを1つの機械で行う。移動式のガイドステンレス板とベルト・ドライビングシステムにより、セット替え時間の短縮化を実現した。
1台で様々な需要に対応し、生産効率を高め、利益をもたらす。製袋・グルーシステム・紙折りなどの全ての加工機能を統合しパッケージ等の型紙を自動で製造するユニットシステムで構成される。