コダック ワークフローソフトウェアの新バージョン『KODAK PRINERGY 11.5』を発表~RBA機能強化でさらなる自動化と効率化
コダックは、ワークフローソフトウェアの新バージョン『KODAK PRINERGY 11.5』を発表した。最新版では、ルールベースオートメーション(RBA)機能の大幅な強化、他ソフトウェアソリューションとの統合性の向上、特定ツールや機能のパフォーマンス改善を実現している。
KODAK PRINERGY プラットフォームは、アナログ印刷とデジタル印刷の両方にわたり、プリプレス工程の作業を自動化し、生産を効率化・最適化する統合型ワークフローソリューション。PRINERGY 11.5では、自動化アクションやルールベースオートメーション(RBA)のトラブルシューティング機能が強化された。さらに、KODAK PRINERGY PREPS 面付けソフトウェアとの統合性が改善され、Virtual Proofing Software Plus(VPS+)ではパフォーマンスの向上と操作性の向上が実現した。また、Preflight+ ソフトウェアには新しいプロファイルオプションが追加された。
このほか新バージョンではJDF(Job Definition Format)や PPF(Print Production Format)ファイルを生成する PrintLink ソフトウェアと、印刷機インターフェースや断裁機との統合も強化されている。加えてセキュリティが向上し、全体的なユーザー体験がよりスムーズになっている。
コダックの 最高IT導入責任者 ジム・バーンズは「KODAK PRINERGY ソフトウェア バージョン 11.5 の導入は、当社のワークフローソリューションを常に最先端の技術とイノベーションの水準に保ち、お客様が変化する市場の要件に効果的に対応できるよう支援するという当社のコミットメントを示すものです。PRINERGY 11.5 は、印刷会社に自動化、生産性、そしてシステムセキュリティの強化をもたらし、最終的には効率性、収益性、そして顧客満足度の向上につながります」とコメントしている。
