文伸 「三鷹跨線人道橋 94年の記憶と記録」発刊、三鷹の人々をつないだ「陸橋」の記憶を書籍化
ぶんしん出版(株式会社文伸)は12月30日、「三鷹跨線人道橋 94年の記憶と記録」を発刊した。
同書は、かつてJR三鷹駅から西へ約400メートルの場所に架かり、街と街、人と人を結んできた「三鷹跨線人道橋(通称・陸橋)」の歴史と記憶を一冊にまとめた記録集。1929年の完成から約94年にわたって親しまれてきた同橋は、老朽化のためその役目を終えた。本書は跨線人道橋の都市史的価値や技術史的価値を分かりやすく伝える内容となっている。
同書は三鷹市が発行した『三鷹こ線人道橋調査報告書』をベースに、地域の人々の証言や思い出を数多く収録している。さらに、作家・太宰治にまつわるエピソードも紹介されており、文学と街の風景との関わりを感じさせる内容となっている。
加えて、撤去工事に関わったJR関係者の証言も収録されており、長年親しまれてきた橋を解体する側の葛藤や、作業の舞台裏にも光を当てている。使う人、残す人、そして役目を終えさせる人。それぞれの立場からの視点が重なり合うことで、一本の橋が持っていた重みが浮かび上がる構成となっている。
地域に根差した出版事業を展開
「ぶんしん出版」は、株式会社文伸の企画出版部門として、地域に根ざした出版事業を展開している。出版部門では武蔵野多摩エリアの文化・歴史・自然をテーマにした本、三鷹市星と森の絵本の家との協働による「星と森の絵本」シリーズなど、地域の団体や執筆者と連携した丁寧な書籍づくりを行っているほか、出版コンテンツを活かした写真展や講演会などのイベントも展開している。
同社は「自費出版専門工房ことこと舎」「周年誌事業部」とともに、出版事業の柱として、読者の期待に応える編集・コンテンツ制作力を有している。
頁 数:172ページ
サイズ:A5変形判
定 価:3,300円(税込)
発 行:三鷹市
発 売:ぶんしん出版
発売日:2025年12月30日
ISBN978-4-89390-232-0
・三鷹近隣書店では、12月27日から販売。該当書店は紀伊国屋書店 三鷹店、BOOKSルーエ、ジュンク堂書店 吉祥寺店、ブックファースト アトレ吉祥寺店、紀伊國屋書店 吉祥寺東急店、紀伊國屋書店 キラリナ吉祥寺、紀伊國屋書店 国分寺店、他(順不同)
・ネット注文は2026年1月9日から順次発送。
