TOPPANホールディングス 代表取締役の異動について発表会見、代表取締役会長CEOに麿秀晴氏・代表取締役社長COOに大矢諭氏 2026年4月1日に新体制へ移行
TOPPANホールディングス株式会社は、2025年12月11日開催の取締役会で、指名・報酬に関する諮問委員会での審議を経て代表取締役の異動を決議し、代表取締役会長CEOに麿秀晴氏、代表取締役社長COOに大矢諭氏を選出した。
それに伴い、12月12日、代表取締役の異動に関する記者会見を、TOPPAN小石川ビルで行、新任を予定している大矢諭氏が紹介された。同社は来春、TOPPAN・TOPPANエッジ・TOPPANデジタルの3社を、TOPPANを存続会社として統合すると共に、構造改革を完遂させ、高収益体制への転換を果たしていくとしている。
今回の就任にあたり大矢新社長は「付加価値の高い事業に集中し、高収益体制をつくっていきたい」と抱負を述べた。
新人事の異動予定日は2026年4月1日。なお現・代表取締役会長の金子眞吾氏は、代表取締役会長を退任し、取締役特別相談役に就任する予定。
| 氏名 | 新役職 | 現役職 |
| 麿 秀晴(まろ ひではる) | 代表取締役会長 CEO | 代表取締役社長 CEO |
| 大矢 諭(おおや さとし) | 代表取締役社長 COO | 代表取締役 専務執行役員 COO |
変更の理由
麿秀晴氏は2019年6月の社長就任以降、DX/SXへの事業ポートフォリオ変革やグローバル事業の拡大、ならびに市場環境に対応した経営体制の構築を推進。それらに一定の目途がついたことを機に、トップの若返りも含め、今回の人事に至った。
大矢新社長の下で2027年3月期より新たな中期経営計画をスタートさせる。4月からはTOPPAN・TOPPANエッジ・TOPPANデジタルの3社について、TOPPANを存続会社として統合し個別事業の価値向上に向けたBU(ビジネスユニット)制への移行を行うとともに、構造改革を完遂させ、高収益体質への転換を果たしていく。また、真のグローバル企業への変革を図ることにより成長を加速していく。
大矢諭新任代表取締役社長の主な学歴・経歴
| 1996年3月 | 一橋大学商学部卒業 |
| 1996年4月 | 凸版印刷株式会社入社 |
| 2011年4月 | 同社 エレクトロニクス事業本部事業戦略本部第一企画部長 |
| 2017年4月 | 同社 経営企画本部経営戦略部長 |
| 2021年4月 | 同社執行役員 中期経営計画推進特命担当 兼 経営企画本部経営戦略部長 兼 エレクトロニクス事業本部事業戦略本部第一企画部長 |
| 2022年4月 | 同社 執行役員 経営企画本部長 兼 経営戦略部長 兼 中期経営計画推進特命担当 兼 エレクトロニクス事業本部事業戦略本部第一企画部長 |
| 2023年4月 | 同社 執行役員 経営企画本部長 兼 経営戦略部長 兼 中期経営計画推進特命担当 |
| 2023年10月 | TOPPAN株式会社 取締役専務執行役員営業統括 |
| 2025年4月 | 同社 代表取締役社長 |
| 2025年4月 | TOPPANホールディングス株式会社 専務執行役員 COO |
| 2025年6月 | TOPPANホールディングス株式会社 代表取締役専務執行役員 COO |
