【倒産情報 石川県】MF など2社 特別清算開始命令受ける

石川県金沢市の 株式会社MFと、関係会社の 株式会社MPは、1月14日、金沢地裁より特別清算開始命令を受けた。負債は、申請時点でMFが債権者約12名に対し約31億円、MPは債権者約7名に対し約29億円(2社合計で約60億円)。
清算したのはいずれも旧事業会社で、両社の事業は新たに設立した 丸福株式会社 を吸収合併した 富士丸福株式会社が承継し、現在も営業を継続している。

MFは、1953年に月創業した印刷業者。菓子メーカーを対象としたケースや紙缶、外装紙などのパッケージ印刷を主体に、大手食品メーカーやファストフード店向け食品包装材の水性フレキソ印刷を手がけていた。2007年に、約40億円を投じて白山工場を開設。北信越エリアを中心として国内各地に営業所を展開していた。しかし、大型設備投資に伴う減価償却や借入利息の負担が重く、原材料価格が上昇するなか赤字に転落。加え得て新型コロナ感染拡大で観光需要が後退した影響を受け、年売上高が落ち込んでいた。
借入金については返済猶予を受けて経営再建に取り組んでおり、大手包装資材メーカーの支援を受けて第二会社方式での事業再生に取り組む方針が決定。2022年9月に会社分割により、別途設立した丸福に事業を承継させるとともに、丸福 より現商号へ変更。2025年10月17日、株主総会の決議により解散していた。
MPは、1981年に設立。2015年9月にグループ会社を吸収合併したことで、グループ企業が受注した案件の印刷業務の全般を行っていたが、MFとともに事業再生を進めていた。

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