全印工連 「Impression!全印工連XIカンファレンス2026」を開催、印刷業界に必要とされる新たな価値の源泉「体験価値」を示す

全日本印刷工業組合連合会(全印工連)は2026年1月23日、神奈川県横浜市の象の鼻テラスで「Impression!全印工連XIカンファレンス2026」を開催し、未来の職種「XI(エックスアイ、Experience Integrator)」について体験できる場を提供した。

XI(エックスアイ)とは、全印工連の産業戦略デザイン室が未来の印刷産業ビジョンを考察する過程で、SFプロトタイピングの手法から生み出した業態・職種。〝体験価値〟をインテグレートする人々であり、Ai には決してマネできない、人間による人間のためのビジネスを構築する。

 同イベントでは、「XI」のプロトタイプが紹介された。オープニングセッションでは、「XIが拓く『体験価値の世界』印刷産業におけるイノベーションの可能性」をテーマに、産業戦略デザイン室の江森克治室長と作家・大阪成蹊大学教授の吾奏信氏によるディスカッションを通して印刷業のこれからの役目である「体験価値の提供」について解説した。メインフォーラムでは、産業戦略デザイン室の3部会(北極星部会・イノベーション部会・SR調達部会)からプロトタイプの実証実験やその成果などが発表された。

 クロージングセッションでは「はやく変わる、ゆっくり進む―XIが拓くイノベーションの多様な時間軸」をテーマに、大興印刷株式会社の髙本隆彦代表取締役、株式会社伊藤バインダリーの伊藤雅樹代表取締役、産業戦略デザイン室の江森克治委員長、スパイラルプランナーの松田朋春氏が対談。イノベーションを起こし急成長を遂げた大興印刷と伊藤バインダリーの2社が、成長の要因について意見を交わした。

「Impression! 全印工連XIカンファレンス 2026」
産業戦略デザイン室の江森克治室長と作家・大阪成蹊大学教授の吾奏信氏によるオープニングセッション
産業戦略デザイン室が「XI]を実践し開催したイベントの内容も展示

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