【インタビュー】第68回ジャグラ文化典大阪大会実行委員長:木原庸裕氏 “未来を創ろう”をテーマに6月20日リーガロイヤルホテル大阪でジャグラ全国大会

一般社団法人日本グラフィックサービス工業会(岡本泰会長/ジャグラ)は今年6月20日、大阪市のリーガロイヤルホテル大阪で、“未来を創ろう 叡智の台所~なにわの地にて”をテーマに第68回ジャグラ文化典大阪大会を開催する。ジャグラ大阪府支部(大阪府グラフィックサービス協同組合/小幡利之支部長)を中心に構成する実行委員会では、大会当日に向けて準備を進めている。木原庸裕大会実行委員長に大阪大会開催の意義や準備状況などを伺った。

―― 大阪府支部は活発に活動しているイメージがあります。平たく言えば会員の皆さんから“元気”を感じます。大会でもそうした元気がもらえる大会になるのではと期待されています。

ペーパーレス化に伴う市場の縮小など逆風があることは間違いないのですが、これまで培ってきた強みを活かしつつ、私たちは印刷産業の未来を創っていかなければなりません。実行委員会では、参加される会員の方々が5年後、10年後に2026年に開催された大阪大会を振り返って、「あの出会いや学びがあって今がある」と思って頂ける場にしたいと考えています。

印刷産業は世の中で言われているような斜陽産業でも、終わった産業でもないと強い信念を持った会員がたくさんおられます。また、そう言われる中でも事業を伸ばされている方が少なからずいます。そうした成功している、先を行っている方が引っ張り、業界全体が成長していくことを感じられる大阪大会にできれば嬉しい限りです。

私たちジャグラの会員がこの産業でしっかりとした礎を築き、社業並びに業界の発展につなげられる大会にすることが理想です。にぎやかで、楽しいという大会にしたいともちろん思いますが、それ以上に大阪の元気な仲間に触れて、何かを持ち帰って頂きたいと思います。

ジャグラ文化典大阪大会の木原実行委員長

―― この物価高の中、今回の大阪大会では費用面でもだいぶご苦心されていると伺っています。

推奨する宿泊施設と交渉するなど、参加される会員の負担をできるだけ減らすよう尽力しています。基本的に大会全体の予算から、関連業の方々の協賛金とジャグラの補助を引いた金額から参加者1人あたりの負担が明らかになります。現在、関連業の方々に大会趣旨を説明して賛同を頂いているところです。ありがたいことに多くの関連業の方々にご理解を頂いており、会員の皆様が参加しやすい水準でご案内できそうです。予算に見合ったコンテンツを企画し、今年2月をめどに参加費を決定して会員の皆様にお知らせする予定です。

―― 大阪大会は岡本執行部の集大成となり、また新たな執行部が誕生する大会にもなります。

岡本会長は私たち会員にとって恩人といえます。愛知県で立派な会社を経営されておられますが、ジャグラの活動におそらく半分以上の時間を割いて頂いていると思います。新たにジャグラコンパクトDXという指針を打ち立て、会員の社業発展につながる事業を複数推し進め、かつ、次世代を担うジャグラの若手組織SPACE―21の若手を巻き込み、より活発な組織づくりに尽力されてきました。また、将来にわたって持続できる業界団体としての財務基盤も作られました。

大阪大会はジャグラに尽くされた岡本会長に会員一同が感謝の意を表せる設えにしたいと思います。併せて岡本会長の後を継ぐ新会長を応援して盛り立てていこうという想いを共有し、ジャグラの未来を展望する場にもなります。

―― 大会パンフレットの挨拶文で、木原実行委員長は大阪大会を、今後のジャグラ文化典のモデルケースにしたいと語っておられます。

会員減少とともに、各地で開催されるジャグラ文化典の運営が難しくなってくることが予想されます。協賛金の依頼にしても本部主導にするなど、どの支部が担当しても同じように運営できるようになればと考えています。今までは主管支部で選出された実行委員長が、いつ頃、何をすれば良いか分からない中で、それぞれ独自に動いた結果、負担が集中したり、準備が遅れたりするところがありました。運営方法を標準化することで、支部への極端な負担が減るのではないでしょうか。例えば、大会開催までの流れをマニュアル化すれば、次の主管支部が運営しやすくなります。大阪大会がそのモデルになればと思っています。

今回、大阪大会の会場が二転三転したのをご存じですか?

―― だいぶご苦労されたと聞いています。

旅行会社に式典・総会や懇親会の会場まで依頼したら、かなり予算オーバーの見積りが出てきました。前回の地方開催を担当した広島県支部の方に聞いたら、旅行会社は旅行を手配するところなので、依頼先が違いますよ、と教えて頂き、直接ホテルと交渉することにしました。広島県支部はそうしたことが得意な方がおられたので、その辺がスムーズだったのでしょうが、大阪大会の実行委員会はそうしたことを知らなかったのです。勉強になりましたよ(笑)。

―― 今回、旅行会社は入らないのですね。

申込受付から全部自前でやり切ろうということになりました。私たちが経験したことから形をつくり、次の主管支部に受け渡せればと考えています。

―― 大会当日、式典、総会、懇親会を実施するほか、その他のイベントは何か決まっていますか。

個別のコンテンツは詰めているところです。実行委員会では、会員の皆さんがどのような設えをすれば大阪大会に来て良かったと思って頂けるか、大会当日に向けて具体的な企画を検討しているところです。総会・式典、大懇親会、前夜祭、ゴルフ・研修会、エキスカーション、総務、資金の7つの部会で準備していますので、発表まで楽しみに待って頂きたいと思います。

―― 最後にジャグラ会員へ大会のPRをお願いします。

冒頭に申し上げたように、大阪の地で皆さんが交流し、学び合った知見をぜひ、自分たちの地域や企業に持ち帰って頂きたい。実行委員会では皆が集まる場、機会としてそのプラットフォームを準備しています。まもなく大会スケジュールをご案内できると思います。ぜひ、多くのジャグラの仲間に来て頂き、大阪で元気を注入して下さい。大阪でお会いしましょう。お待ちしています!

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