大阪書籍印刷 法政大学生と共同開発、花が咲く手紙「Hanafumi」6月25日から文具女子博で先行発売 花の温かさを紙文具で表現した「咲き続けるレターセット」

大阪書籍印刷株式会社は、法政大学経営学部・西川英彦ゼミの学生チーム「ハピナス」と共同で、紙製の立体花と手紙を組み合わせたギフト文具「Hanafumi(はなふみ)」を開発。6月25日から東京都江東区・有明GYM-EXで開催される「文具女子博トーキョー2025」にて先行発売する。

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「Hanafumi」は、クラフト紙を立体的な花に仕立てたレターセット。花の中心部にメッセージカードが隠せる構造となっており、贈り手の想いが“咲くように届く”ユニークな仕掛けをもつ。もらったあともそのまま部屋に飾れる仕様で、「花瓶がない」「枯れるのが悲しい」といった生花の課題を解決しつつ、贈る喜びと受け取る感動を提供する。

開発者の法政大学西川英彦ゼミチーム「ハピナス」の3人

女子大生の声を反映、ギフト需要に新提案

商品化のきっかけは、大学ゼミ対抗インターカレッジ「Sカレ(Student Innovation College)2024」。同大会において「誰かがしあわせになる紙文具」をテーマに公募した企画に、法政大学チームが提案した案が採用された。アンケート調査では、女子学生の約85%が「花を贈った経験がある」と回答した一方、96%が「もらって困ったことがある」と感じていたという。

同世代の目線でリサーチと試作を重ね、視覚的な華やかさと実用性を両立させた「Hanafumi」は、特に若年層やSNS世代に響く仕様となっている。紙素材には高級感と光沢感が特徴の「ハンマートーンGA」を使用。カラーはRed、Pink、LightBlue、Yellowの4色で展開している。

Hanafumi(上左からRED、Pink、Yellow、Blueの4色展開)

7月7日から一般販売、サプライズ感あるギフトとして注目

Hanafumiには、ハート形のカードが5枚付属。花びらの中にメッセージを忍ばせることで、開封時に“紙の花だと思ったら、手紙だった”というサプライズ演出が可能。視覚と感情に訴える手紙ギフトとして、贈り手と受け取り手の心をつなぐ新たな紙文具として提案される。

先行発売は「文具女子博トーキョー」で行い、7月7日の七夕には同社のECサイト「archshop」で一般販売を開始する。

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