GMGジャパン IGAS2022に先進テクノロジー、最新OS、最新プリンタに対応したインクジェットプルーフソリューションを紹介。

ドイツGMG社の日本法人、GMGジャパンは、11月24日(木)から28日(月)までの5日間、東京ビッグサイトにて開催される「IGAS2022」 (東ホール2-44)に出展し、最新OS、最新プリンタに対応したインクジェットプルーフソリューションを紹介する。

GMGロゴ
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みどころ 

ColorProof 5.13  DotProof 5.13  DotProof-XG 5.13  FlexoProof 5.13 

業界標準のGMG-ColorProofシリーズ。Epson 社製SC-PシリーズにColorProofで連続調、DotProof、DotProof-XG、FlexoProofで網点再現に対応。V5.13では新たにRolandDG社製 VersaUV LEC2-640/330に対応。パッケージグラビア、パッケージモックアップなどで威力を発揮する。任意のメディア用キャリブレーションプロファイルを半自動で作成する機能を持つキャリブレーション作成ウィザードを新たに搭載し、プロファイル作成の自動化も促進している。

プロファイル作成に於いても計算アルゴリズムの見直しと最適化を実施した結果、イタレーションの減少による作業者負担の軽減に貢献。視覚的に色域を判断する、GMG GamutViewerも大幅なアップデートを実施、従来の2D、3D表示に加えDotGain表示。IGAS202ではOpenColor2.4との連携を深めColorProof5.13、DotProof-XG5.13、ProofControl2.6などを出力サンプルを交えて紹介する。

GMG ColorServer 5.3 

高いマッチング精度で定評のあるGMG ColorServerがオフセット印刷分野、グラビア分野、テキスタイル分野、ワイドフォーマット分野、さらにはデジタル印刷分野から成るオンデマンドプリンタ市場の裾野を広げている。

GMG ColorServerは異なる印刷方式、異なるメーカーの製品が混在する生産現場で出力する色を管理するには最適なツールである。こうした中、ワイドフォーマット分野、デジタル印刷分野、テキスタイル分野での異機種間のCMSに於いてGMG使用率が目に見えて顕著になってきており従来の印刷関連事業領域を超えたGMGの新しい柱に成長した。IGAS2022ではVer.5.3を展示、紹介。技術的にはアルゴリズムの見直しを図った結果、ガモットマッピング優先でイタレーション無しのプロファイリングを実現した。

GMG OpenColor 2.4

・スポットカラーオーバープリントの正確なシミュレーションを簡単に実現するGMG OpenColor
日本の軟包材パッケージ印刷会社、特にグラビア用データ制作部門とシリンダー製版部門では時間のない中、大量の食品パッケージ、飲料パッケージを制作する必要があり、その中でもスポットカラーとプロセスカラー、スポットカラーとスポットカラーなどのオーバープリントシュミレーションは未だに手間をかける必要があるのは言うまでもない。限られた時間とはいえプルーフで仕上がりを確認することは事故を未然に防ぐ上で欠かせないものである。IGAS202では1ジョブ1プロファイルのコンセプトを進化させたOpenColor2.4のカスタムDBの作り方やスポットカラーDBを利用してOpenColorとColorProofの組合せでパッケージサンプルの展示やグラビア制作工程の省力化を目指し問題解決を図りつつ拡販につながるプロモーションしていく。

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GMG ColorCard 1.1

・展色見本のデジタル化を実現するツールGMG ColorCard                                2020年InterTechアワード受賞、2020年PUAプロダクトオブザイヤー受賞、2020年LIGAアワード受賞         

ターゲット色の分光反射率をGMG ColorCardに取り込み、好みのデザインを指定するだけで展色見本のカードを出力できる。GMG ColorCardでカードの出力指示を行うと、クラウド上で自動的にカラープロファイルが作成され、同時にカードのジョブがRIP(GMG ColorProof)を経由してEpson SC-P5050に送られ出力される。分光反射率は分光光度計で都度測定できるのはもちろん、CCM(computer color matching)から書き出したCxFファイルを流用することもできる。指定したΔEだけ離れた濃度違いや色相違いのバリエーションを出力し、カードを限度見本として活用することもできる。プリンタに内蔵分光計が搭載されていれば、プリンタの自動キャリブレーションを実行できるだけでなく、ターゲット色の自動追い込み計算が可能となり、マッチング精度が向上する。IGAS2022ではカードのサンプルを展示する。

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