ブックライブ 「いいおっさんの日」に合わせ男性40代以上の人気マンガランキングを発表 「おじさん」マンガ作品数は5年で3.5倍に増加
株式会社BookLiveが運営する総合電子書籍ストア「ブックライブ」は、11月3日の「いいおっさんの日」にあわせ、男性40代以上の人気マンガランキングや、「おじさん」「おっさん」がタイトルに入る人気作品ランキングを公開した。同ランキングによると「おじさん」「おっさん」がタイトルに入るマンガ作品数が5年で約3.5倍となった。
同社はこれまで累計100万冊以上のマンガ・書籍を配信しており、常時1万冊以上の無料作品を提供。約1,500万人が利用する国内最大級の電子書籍プラットフォームとなっている。
「おじさん」「おっさん」タイトル作品が約3.5倍に増加
「ブックライブ」に登録されている約12万タイトル(少年・青年マンガ、少女・女性マンガ)の中から、「おじさん」「おっさん」を含むタイトルを調査したところ、2020年に16作品だったものが2025年には56作品に増加。5年間で約3.5倍に拡大していることが明らかになった。
近年、キャリアや人生経験を重ねた“大人の男性キャラクター”が主人公の作品が増え、特に異世界を舞台とするファンタジー作品で人気を集めている。
男性40代以上に人気のマンガランキング、2位にアニメ未化作品が登場
2025年1月1日から9月16日の期間中、40代以上の男性ユーザーの購入データをもとに集計した結果、1位は『キングダム』、2位に『引退したおっさん冒険者、再雇用で最強ギルドマスターになってしまう』がランクインした。『引退したおっさん冒険者、再雇用で最強ギルドマスターになってしまう』はTOP10の中で唯一アニメ化されていないタイトルでありながら、圧倒的な支持を得ている。また8位には『片田舎のおっさん、剣聖になる』が入り、トップ10中2作品が“おっさん主人公マンガ”という結果となった。
「おじさん」×「異世界」作品が人気傾向に
「おじさん」「おっさん」がタイトルに含まれる作品の購入数ランキング(同期間・40代以上男性)では、TOP10のすべてが異世界関連作品という興味深い傾向も明らかになった。“異世界×おじさん”というテーマが、現実とフィクションを重ねて楽しむ世代に高く支持されている。
