JBMIA 2025年複写機・複合機の第2四半期(2025年4月~2025年6月)出荷実績を発表 国内市場は台数・金額ともに前年並み~微増、海外市場は金額減少傾向

一般社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)は、2025年複写機・複合機の第2四半期(2025年4月~2025年6月)出荷実績を発表した。これによると、国内市場では台数・金額ともに前年並みか微増で推移する一方、海外市場では台数はほぼ横ばいながら金額は減少傾向となり、モノクロとカラーで異なる出荷動向が明らかになった。

国内市場は堅調、モノクロ・カラーともに微増

国内におけるモノクロ複写機・複合機の出荷台数は9,838台(

前年同期比97.5%)、出荷金額は3,705百万円(96.4%)とやや減少傾向。一方、カラー複写機・複合機は出荷台数90,256台(前年同期比101.8%)、金額40,229百万円(98.7%)と台数では前年を上回った。
国内市場全体では出荷台数10万94台、金額4万3,934百万円となり、堅調な推移が確認できる。

2025年複写機・複合機の第2四半期出荷実績(出典:https://www.jbmia.or.jp/index.php

海外市場は台数横ばいも、金額は減少

海外市場ではモノクロ複写機・複合機の出荷台数29万8,889台(前年同期比97.0%)、出荷金額4万2,793百万円(87.6%)と、台数はほぼ横ばいだが金額は大きく減少。カラー機も出荷台数39万5,892台(95.0%)と減少傾向で、金額は10万9,112百万円(93.6%)と前年割れ。台数は堅調に見えるものの、価格低下や為替の影響が金額に影響したと見られる。

国内外合計では台数微減、金額は減少傾向

国内外合計の出荷台数は79万4,875台(前年同期比96.5%)、出荷金額は19万5,839百万円(93.2%)となった。台数はほぼ横ばいだが、金額は減少しており、海外市場の単価低下が影響した。

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