リコー 「RICOH kintone plus」の新たな有償オプション「NICE 営業物語 for RICOH」を提供開始 顧客管理・案件管理・活動報告と活用頻度の高い領域に特化

リコージャパン株式会社は、クラウド型の業務改善プラットフォーム「RICOH kintone plus」の新たな有償オプションとして「NICE 営業物語 for RICOH」の提供を始めた。従来のパートナーソリューションを踏まえつつ、より導入しやすい独自メニューとして再構成されたもので、顧客管理や案件管理を中心に営業領域の効率化を支援する。

NICE 営業物語 for RICOH イメージ図

導入しやすい新メニューとして再構築し、利用率の高い機能を標準搭載

リコージャパンはこれまで、株式会社システムズナカシマが開発した「NICE 営業物語 on RICOH kintone plus」をオフィシャルパートナーソリューションとして提供してきた。今回の新サービス「NICE 営業物語 for RICOH」は、ユーザーが使い始めやすいよう、リコージャパン独自の仕様として刷新された。

従来は機能別テンプレートをパッケージ化して提供していたが、新メニューでは、標準で利用できる機能を「顧客管理」「案件管理」「活動報告」の三つに絞り、活用頻度の高い領域に特化した。さらに必要に応じて機能追加も可能となり、利用者が「使いたい機能だけを使える」構成となっている。価格面でも導入しやすい体系を整え、企業規模や用途に合わせやすい仕組みに仕上げた。

通常版にくわえ業界特化テンプレートも用意し、幅広い営業現場を支援

新サービスには全業種で利用できる通常版だけでなく、製造業の商談特性に対応した「製造業テンプレート」もラインアップされている。さらに今後は「建設業テンプレート」の提供も予定されており、業界ごとに異なる案件管理の特徴に寄り添う構成を拡充していく予定となっている。

リコージャパンが導入から保守までワンストップで支援する仕組みを整えている点も特徴で、営業現場における案件管理や情報共有の精度向上を後押しする。営業品質の底上げを図りたい企業にとって、手軽に始められる選択肢として期待が高まる。

関連記事

最新記事