DICグラフィックス 業界初のAI配色検索機能をデジタルカラーガイドに搭載、キーワードからDICカラー選定を自動化しデザイン・印刷実務を効率化
DICグラフィックス株式会社は、デザイン・印刷・マーケティング業務を支援する色見本帳アプリ「DIC デジタルカラーガイド®」に、業界初の「AI 配色検索機能」を新搭載した。
デザインや商品企画のボトルネックを解消する新機能
デザインや販促、商品企画の現場では、「テーマに合う色を探す時間を短縮したい」という声が多く寄せられている。従来のイメージ検索では雰囲気はつかめても、印刷会社に伝えるための正確な色番号に落とし込む作業が負担となり、制作工程のボトルネックになっていた。さらに、キービジュアルやパッケージデザインにおいて、ブランドイメージに沿った配色を短時間で決定することが難しいという課題もあった。
こうした課題を解決するため、DIC グラフィックスは「DIC デジタルカラーガイド®」に AI配色検索機能を搭載した。
キーワードからDICカラーガイドの色番号をダイレクトに提案
この機能は、「春」「地域の名物」「オーガニック食品」などのキーワードを入力するだけで、AIがテーマに沿った「DIC カラーガイド®シリーズ」の色番号を提案する。コンセプト設計から制作・印刷までをシームレスに結ぶ “実務対応型 AI”として開発され、広告、パッケージ、販促物の制作現場での時間短縮と品質向上を実現する。
主な特徴として、AIがキーワードに関連する色と配色を自動で提示する。提案される色はすべてDICカラーガイドシリーズから選定されており、DICカラーガイドの色番号が表示される。これにより、印刷・製造・パッケージ開発といった実務へそのまま活用できる高い接続性を備えている。
