中央印刷 残紙から作った工作セットを子供たちに寄贈で、山形市から感謝状

山形市の中央印刷は、残紙で作った工作セット100セットを山形市内の子どもたちへ寄贈したことに対して、山形市から感謝状が授与された。工作セットは、山形市内の学童保育所77か所に配布したもの。
6月21日、山形市役所で贈呈式があり、同社の後藤卓也社長とペーパーグッズ事業を担当している後藤彩香さんが出席し、感謝状を受け取った。

今回の工作セット寄贈は、山形市売上増進支援センター(ワイビズ)指導のもと、同社の新事業として女性社員スタッフが中心となって取り組んでいる「3’412(ざんしじゆうに)」が、インパクトある事業として注目される事業となってきたことから、山形市への感謝の気持ちとして行ったもの。お金を寄付するのではなく、子供たちの想像力を養うために、山形市内にある全学童保育所を中心に、100組残紙セットの現物を寄贈するのが一番良いのではということから実現した。

左から中央印刷の後藤社長、佐藤山形市長、中央印刷の後藤彩香さん

特に、工作セットで利用した大判用紙は、印刷する時に使うアルミ板を保護するためにアルミ板1枚につき1枚使用していたもので、使用後は当たり前のように捨てていた。今回は、それを再利用して作られたという。
今回の受賞を受けて後藤社長は「普段当たり前のように捨てられていたものに、きれいにラッピングをして新たな生命を吹き込み、喜んでいただける人たちのために提供し、その収益を未来を背負う子供たちに提供できることに幸せを感じております。これからもSDGsにも繋がる資源活用運動を続けていきたいと思います」とコメントしている。

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