トーハン・Nebraska 無人営業店舗『MUJIN書店』、メディアライン曙橋店で11月21日からオープン

株式会社トーハンと株式会社Nebraskaは、Nebraskaが開発した無人営業化ソリューション『MUJIN書店』の導入店舗拡大ならびに新業態開発に向けて協業している。このほど、『MUJIN書店』実証実験第2号店として東京都新宿区の「メディアライン曙橋店」が店舗をリニューアルし、11月21日にオープンする。

両社は2023年3月~7月、『MUJIN書店』導入1号店として山下書店世田谷店(東京都世田谷区)にて実証実験を実施した。山下書店世田谷店では、24時間営業が可能な無人営業化ソリューションの導入により、夜間早朝の購買ニーズに応えたことで売上が増加し、キャッシュレスセルフレジを組み合わせた無人営業化により店舗収益にも改善効果が確認された。

メディアライン曙橋店

また、顕著な万引被害の増加はなく、店内での迷惑行為なども発生しなかった。この実験結果を受け、山下書店世田谷店では8月以降『MUJIN書店』の正式運用へ移行した。

新たに実証実験を行うメディアライン曙橋店では、20時~11時の間、『MUJIN書店』による無人営業を実施する。無人営業中はLINE認証による入店システムとキャッシュレスセルフレジで対応し、有人・無人ハイブリッド24時間営業化の効果を検証する。また、実験に当たり、店内の陳列什器移動・店内死角の最小化すると共に、防犯カメラ増設。万引きなどの違法行為を抑止する。

両社は山下書店世田谷店、メディアライン曙橋店に続き、年度内に複数店舗への導入を予定している。また、『MUJIN書店』サービスモデルのブラッシュアップを進めm2024年度以降、トーハングループにとどまらず広く一般書店への導入提案を計画する。

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