ジャグラ 「第68回ジャグラ文化典大阪大会」開催へ、テーマ「未来を創ろう叡智の台所~なにわの地にて」 近畿2府4県の力が結集、〝大阪らしさ〟で笑いと元気を届ける大会
一般社団法人日本グラフィックサービス工業会(ジャグラ)は、6月19日の記念ゴルフコンペを皮切りに、4日間にわたって「第68回ジャグラ文化典大阪大会」を開催する。大会テーマ『未来を創ろう 叡智の台所~なにわの地にて』のもと、全国から350人を超えるジャグラの仲間が集う。メインの式典は、6月20日、大阪市のリーガロイヤルホテル大阪で行われ、各種表彰、情報交換や交流を通じて親交を温めるほか、前日の19日には大阪の元気な企業を視察する研修ツアー、21日からは関西の魅力を満喫するオプショナルツアーまで盛りだくさんの内容で大会を盛り上げる。主管のジャグラ近畿地方協議会および大阪府グラフィックサービス協同組合ら実行委員会メンバーが熱い想いを語った。
- 【座談会メンバー】
- 大阪府グラフィックサービス協同組合(OGS)
- 支部長・大会運営委員長 小幡利之氏(株式会社TOP印刷)
- 大会実行委員長 木原庸裕氏(株式会社遊文舎)
- 副支部長 岡達也氏(あさひ高速印刷株式会社)
- ジャグラ近畿地方協議会
- 会長 松下忠氏(株式会社ウイング)
- ジャグラ京都府支部
- 支部長 立木哲生氏(株式会社あおぞら印刷)
- ジャグラ兵庫県支部
- 支部長 作本卓也氏(富士高速印刷株式会社)
- [司会]OGS理事 佐藤元氏(株式会社イデアル)
距離の近い交流で親睦を
佐藤(司会):
本日は、6月19日から22日までの4日間にわたるプログラムで開催されます「ジャグラ文化典大阪大会」について大いに語っていただきたいと思います。
改めてスケジュールをご紹介すると、初日の6月19日は、ABCゴルフ倶楽部で行う記念ゴルフコンペと、大阪の元気な企業を視察する研修ツアーがあり、夜はザ・ガーデン・オリエンタル大阪において前夜祭(ウエルカムパーティー)を開きます。
翌20日がメインセレモニーである第61回定時総会・第68回ジャグラ文化典式典をリーガロイヤルホテル大阪で行い、式典と大懇親会で交流を深めていただきます。翌日の21日からはエキスカーションであるオプショナルツアーを用意しています。古都・京都で至高の休日を満喫する1日ツアーと、百舌鳥古墳群と高野山をめぐる1泊2日のツアーがあります。それに加えて、関西の鉄道日帰り旅行も企画しています。
まず、今回のテーマ「未来を創ろう―叡智の台所~なにわの地にて」に込めた思いについて、お話いただきたいと思います。
木原:
我々の本業である「印刷」というワードは使い古されたイメージがあり、衰退産業だと言われるなど、良くないイメージの側面があります。しかし実際には、形を変え・品を変えながら、地に足をつけて事業に取り組み、成長を育んでいる会社も非常に多いと私は思っております。
社会環境の変化などもあり、過去の成長体験が通用しない時代を迎えています。将来的に世の中がどのように変わっていくのかは誰にも分からない現在は、誰もが期待と並行して大きな不安を常に抱えているのではないでしょうか。
こうした時代の中で会社を経営するということは、従業員を雇用し、その家族の生活を守り、社会の営みに参画し、しっかり会社を存続成長させるだけでも非常に価値のあることだと思います。
経営には営業活動や利益確保、会社に従事する人、将来を見据えた事業承継まで様々な課題があります。そうした課題に対して一人で悩むのではなく、前向きに、粉骨砕身の思いで会社経営に取り組んでいる全国の仲間と一緒に共有できるのが、年1回、開催されるジャグラ文化典です。
そこで今回は、未来を創るような場づくりを大阪大会で出来ればいいなと思い、〝未来を創ろう〟というテーマにさせていただきました。過去を懐かしみ、旧交を温めるだけでなく、未来にフォーカスした内容にしたいという思いを込めています。
小幡:
〝未来を創ろう〟というのは、これから本当に我々が取り組むべきことだと思います。〝叡智の台所~なにわの地にて〟ということで、台所的な大阪の名物のご用意もしたいと思っています。
そして今回は大阪だけでなく、近畿地方協議会として開催します。京都や和歌山、兵庫など近畿地協の皆さんに様々な企画をご用意していただいておりますので、楽しみにしてください。
全国からお客様をお迎えするにあたって、堅苦しくないような、近い距離で交流したいと考えております。「近すぎる」と、思う方もいらっしゃるかもしれませんが、〝大阪や!〟ということでお許しいただいて、そこから打ち解けていければ、何か新しいことが生まれたりするのではないかと期待しています。
大会当日は、大阪の実行委員メンバーが積極的に皆さんに声をかけにいきます。大阪らしい近い距離で交流したいと思います。
佐藤(司会):
今回、松下会長におかれては集大成の事業にもなるのではないかと思います。その意味でも、実行委員長とは異なる思いがあるのではないでしょうか。
松下:
今回、運営委員長と実行委員長のもと、実行委員会の皆様の協力で、滞りなく準備が進んでいるので、是非、楽しみにしてください。
メイン会場である大阪は、昔から『天下の台所』と言われてきました。これは全国から物が集まり、全国へ流れる商業の拠点として存在してきたということです。人々の交流により、様々な知恵と文化が大阪に集まり栄えてきたということなのだと思います。
その意味でも、今回の大会も全国から仲間が集い、知恵を出し合う場所ということがコンセプトに反映されていると思います。
交流する中で、何か一つでもヒントを持って帰って頂きたい。それが5年後、10年後に振り返った時、「大阪大会の時の、あのアドバイスがあったから変わった」「あの交流があったから今がある」と思ってもらえるような大会にしていきたいと願っています。
佐藤(司会):
コンセプトに〝大阪らしさ〟が現れていると思います。この〝大阪らしさ〟について、いかがでしょうか。
岡:
実は、2021年6月に近畿大会が開催される予定でした。それがコロナ禍で中止となり、その後、どうなるのかという経緯がありました。しかし、愛知大会から全国大会が復活し、東京の次に大阪大会の開催が決まりました。2021年当時とは近畿地協のメンバーも少し変わり、満を持しての開催であり、とても感慨深いものがあります。
全国大会であるジャグラ文化典は、各地それぞれの魅力を感じる機会です。その中で〝大阪らしさ〟をいうならば、「ここやったら言いたいことが言える」という場の雰囲気、土地柄があると思います。仲良く取り組んでいる近畿地協の活動の集大成としても見て頂きたいです。
佐藤(司会):
ジャグラでは今年4月18日、高松でSPACE︱21四国の設立総会が盛大に行われました。私も参加しましたが、非常に豪華な総会でした。晴れの舞台といえると思いますが、きらびやかな場に臨むことで、高揚感のような気持ちが沸き立つことを改めて感じました。
その意味では、今回の大阪大会はリーガロイヤルホテル大阪になりました。大阪の中心部である中之島の西に位置し、隣には大阪国際会場もある非常に良いロケーションです。季節は梅雨に入っておりますが、若葉の茂るシーズンで、良い大会になることが予感できます。会場選定についてはいかがでしょうか。
木原:
会場選定では、格式もあり、300人~400人規模の受け入れが可能で、総会を行うに適した場所ということで、歴史と伝統のあるリーガロイヤルホテル大阪に決まりました。リーガロヤルホテル様には色々とご協力もいただき、最善の選択になったと考えております。
なお、大懇親会で提供されるお料理はホテルフレンチですので、ご満足いただける内容だと思います。
食事はホテルフレンチに加え、大阪名物の屋台でのおもてなしもしたいと計画中ですね。これは我々にとってチャレンジングな要素ですので、多くの方にご堪能いただきたいです。
佐藤(司会):
本総会前日の19日に行う研修ツアーについてもご紹介お願いします。
木原:
研修ツアーは2つのコースを用意しております。一つが、堺市の株式会社羽車さんで、テーマは「リスクのないところにビジネス無し~製造業の王道を学ぼう」です。封筒メーカーの中でも独自のブランディングに成功されている会社です。約15年前、分散していた工場が非効率で利益が出しづらいということで、一念発起して工場を開設しました。最近は生産ラインを持たずにファブレス化する風潮がありますが、この会社は逆転の発想で設備投資をし、加工高を上げて利益を出すという製造工場の王道にチャレンジされ、利益を出している会社です。
もう一社は、天満橋にある株式会社研美社さんで、テーマは「印刷業の次の一手を考える研美社見学」です。カードの会社で、製造は海外の協力会社を活用したりもしていますが、コアな部分は内製化して、きっちり利益を出されています。正社員が非常に少ない中で、生産性高く操業されています。
こうした大阪の中でも元気のある2社を見学して頂き、何かヒントとなるものを持ち帰っていただければいいなと思って企画しました。
松下:
結構、すごい2社を見学します。やはり研修ツアーのポイントは対話することですね。それぞれの会社の社長と直接会話ができますから、その中で役立つヒントがあると思います。大阪の元気のある会社に訪問することで、それぞれの立ち場で感じていただき、普段は聞けないような話が聞ける機会になると思います。
知恵と文化が集まり栄えてきた〝大阪〟 元気企業2社を見学する研修ツアーも
佐藤(司会):
総会の後の大懇親会、近畿の魅力を満喫するオプショナルツアーも、皆様が楽しみにされている企画だと思います。大会のど真ん中の企画・大懇親会とエキスカーションについて、お聞きしたいと思います。
作本:
兵庫県支部が大懇親会を担当します。大阪大会の〝メインディッシュ〟を任せて頂いていると思っており、大変良い経験をさせていただいております。
大懇親会を担当したことで、兵庫県支部の会議の回数も増え、それに伴い話す回数も増えて、支部が一致団結できていると感じています。まるで部活動のような雰囲気になっており、「この大懇親会を成功裏に終わらそう」という一つの目標に向けて一致団結している姿は、まるで〝試合に勝てるようにどうしたらいいか〟という雰囲気になっています。
私自身、これまで各地の様々な全国大会に参加させていただきました。ジャグラに入会して20年位経ち、約20回の全国大会に参加していることになります。参加する度に、各県、各地協の方にお世話になり大懇親会ではいつも非常に楽しませていただき、交流の中で様々な知恵もいただきました。
今度は、我々の番だという思いです。大阪なのでテーマは笑いと元気です。大懇親会に参加して、全国の皆様に〝勇気と笑いと元気〟を与えられたら良いなと思っています。
立木:
オプショナルツアーで京都の企画を担当させていただくことになりました。どのような企画であれば、喜んでいただけるかなと考え、一つは京都の1日ツアーで、もう一つは堺と和歌山の世界遺産を楽しめる1泊2日のツアーを用意しております。
最終的には〝ベタ〟な内容ですが、近畿にはたくさんの世界遺産があります。歴史や文化が詰まった地域なので、近畿エリアを代表する場所に皆さんをご案内します。
また京都の1日ツアーについては、前日の総会・全国大会・大懇親会の後でもあるので、強行軍ではなく、京都の魅力を絞って体験して頂く内容にしています。東寺で観光し、お昼は「川床」で鴨川のせせらぎを感じながら懐石料理を堪能していただき、その後に祇園でお茶屋遊びです。ベタかもしれませんが京都を感じていただけるのかなと思います。
作本:
1泊2日のコースは、堺にある世界遺産の百舌鳥古墳群の観光と職人文化を体験して頂き、2日目は和歌山の世界遺産・高野山へ向かいます。宿泊は高野山と大阪を結ぶ旧高野街道沿いにある温泉宿・南天苑です。この温泉宿は大正期に建てられた辰野金吾設計の登録有形文化財として有名な建物です。
一般的に大阪といえば、グリコの看板があるミナミのイメージが強いかもしれませんが、南の方にも色々な良いところがあるというのを感じて頂けると思います。
岡:
関西圏は遊ぶところに苦労しません。大阪だけではもったいないということでオプショナルツアーには、近隣県も含めた世界遺産を盛り込んでいます。しかし一方でツアーに参加しない人もいらっしゃると思いますが、それでも十分楽しんでいただけるのが大阪です。
小幡:
最近はインバウンドにより、大阪は外国人旅行者が増加しています。中でも観光地として知られている難波には多くの観光客の姿があります。そこでおすすめなのが、福島エリアの食べ歩きです。インバウンド客が多い難波よりも、昔ながらの大阪らしさを感じて頂けると思います。こうした裏情報も提供していけたらいいなと思っています。
その他にも、関西全域でいえば、京都だけでなく、神戸や和歌山など大阪から約1時間で行けるところがたくさんあり、楽しんでいただけると思います。
佐藤(司会):
大阪で体験していただきたいことに吉本新喜劇もありますね。大阪の人にとっての吉本新喜劇は、毎週土曜日、家のテレビでインスタントラーメンを食べながら見るのが一般的かなと思っています。大阪の文化である吉本新喜劇を見て帰ってもらいたい。それとユニバ(ユニバーサルスタジオジャパン)も鉄板です。オプショナルツアーには、もう一つの特別な企画・関西の鉄道日帰り旅行もありますね。
松下:
案内役を筋金入りの〝鉄ちゃん〟である中田逸郎氏(株式会社研美社)が担当します。通勤電車、特急電車、ターミナルを巡る内容で、なんと近畿2府4県の私鉄とJRを乗り継ぐ弾丸ツアーです。
参加費5000円で昼食付、交通系ICカードをご持参してください。非常に前例のない企画で、〝乗り鉄〟にはたまらない内容ではないでしょうか。様々な方が楽しめる全国大会になると思います。
佐藤(司会):
最後に、全国の皆様へメッセージをお願いします。
木原:
今回、〝大阪大会〟といえども、近畿地協の2府4県が協力して取り組んでおります。この大会を契機に、近畿のネットワーク、チームワークをさらに強化し、お互いの連携を深め、将来に結びつけて、お互いの社業発展に生かしていこうという思いです。大阪単独ではなく、近畿2府4県で協力してできることにこそ、とても意味があることだと感じています。
全国大会開催にあたり、会費は安く、ご飯はおいしく、懇親会は面白くなど、多くのリクエストがありました。それに対して最大限に応えられるように、多くの協賛企業様にもご協力いただき最大限に準備をしたという自負があります。ぜひ楽しみにご参加ください。お待ちしております。







