DNP 講談社・IJ Kakehashi Servicesとインドに合弁会社「Kodansha India」を26年7月設立 漫画を現地製造・出版し市場拡大へ
大日本印刷株式会社(DNP)は、株式会社講談社、IJ Kakehashi Services Pvt. Ltd.(本社:インド・デリー)と共同で、2026年7月にインド・デリーへ合弁の出版社「Kodansha India」を設立し、漫画等のコンテンツのマーケティングと現地製造および出版を開始する。DNPは新会社で出版する書籍の製造管理を担当し、2026年秋からの事業開始に向けて体制を構築する。
日本の総合出版社としてインド初の紙書籍出版
Kodansha Indiaは、日本の総合出版社がインドに現地法人を設立し、紙の書籍や漫画を出版する初めての事例となる。同社は講談社の漫画等のコンテンツについて、マーケティング活動を行うとともに、インド向けの仕様に合わせて現地で製造・出版を行う。インドでは人口増加と経済成長を背景に、若年層を中心に日本の漫画ファンが急速に拡大しており、紙の書籍に対する高いニーズに対応する。
人気コンテンツのマーケティングから製造まで一貫展開
新会社では、講談社の『進撃の巨人』や『ブルーロック』などの人気コンテンツをインド現地版として展開する。マーケティング、製造、出版までを一貫して行う体制を整え、価格や品ぞろえの面で現地の漫画ファンの期待に応える。これまでインド国内では日本の漫画の流通量が少なく、ニーズへの対応が課題となっていたが、現地での一貫した事業展開により、日本のエンターテインメントの市場拡大を目指す。