コスモテック 「水溶性廃液処理装置 FRIENDLY」と「ハイプレッシャー加湿装置 UruOs-50」が省エネ補助金対象に認定 省エネ・脱炭素化を後押し
株式会社コスモテックの「水溶性廃液処理装置 FRIENDLY」と「ハイプレッシャー加湿装置 UruOs-50」が、経済産業省の「令和6年度補正予算 省エネルギー投資促進支援事業費補助金(省エネ補助金)」の対象設備として認定された。この制度は省エネルギー性能の高い設備への更新を支援し、企業のエネルギーコスト削減と環境負荷の軽減を図る。
- 【認定製品と補助内容】
●製品名:
・水溶性廃液処理装置 FRIENDLY
・ハイプレッシャー加湿装置 UruOs-50 - ●対象制度名:
令和6年度 省エネルギー投資促進支援事業(省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業) - ●認定区分と補助条件:
・(Ⅱ類型)電化・脱炭素燃転型:補助率1/2以内、上限3億円
・(Ⅲ類型)設備単位型:補助率1/3以内、上限1億円
補助金活用による導入促進
今回の補助金認定により、設備更新を検討している企業がコスト面で導入しやすくなるメリットが期待される。
たとえば、ボイラーを用いた旧型の廃液処理装置を長年使用している事業所では、耐用年数の超過やランニングコストの増加が課題となっている。こうした設備を「FRIENDLY」へ更新することで、エネルギー効率の高い処理が可能となり、コスト削減と環境対応の両立が図れる。
また、ガス式の加湿装置を使用している現場では、燃料コストの高騰が悩みの種となっている。こうした現場では、「UruOs-50」のような高圧加湿方式の省電力機器への切り替えにより、エネルギーコストの削減と省スペース化を実現できる可能性がある。
環境対応と生産性の両立を支援
コスモテックでは、今回の補助金制度の活用を通じて、省エネ性能と環境配慮を備えた設備の普及を促進する。とくに印刷工場や製造現場といったエネルギー使用量の多い業種では、導入効果が高く、企業の脱炭素経営やコスト戦略に直結する重要な設備投資となる。
同社製品は、省エネルギー・環境対応という社会課題に応えながら、現場の効率化や設備更新を後押しするソリューションとして高い注目を集めている。
なお、今回認定された製品については、「NEWPRINET」の10周年記念特集ページでも紹介している。