図書印刷、中期経営計画強力に推進

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発表する図書印刷川田社長(中央)

 図書印刷㈱(川田和照社長)は8月20日、東京都北区の図書印刷本社で記者懇談会を開き、第一四半期の業績と新体制による今後の経営方針を発表した。6月26日に就任した川田和照社長は「ペーパーメディアを核に市場シェアの拡大、拡印刷の現行中期経営計画を強力に推進する。新たに新規ビジネス推進室を立ち上げ既存の枠にとらわれないビジネスを展開する」と今後の経営方針を明らかにした。
 営業の増強と製造現場の多能化、BPO(ビジネスプロセス・アウトソーシング)プロジェクト、生産面で川越工場にドイツ製のLED-UV装置搭載の菊全判寸伸び多色印刷機2台を新設、沼津工場においてもハイブリッドUV多色機を増設し小ロット短納期の市場ニーズを強化する。
 会見には沖津仁彦代表取締役会長、川田和照代表取締役社長、髙坂範之専務取締役経営統括本部長、矢野誠之常務取締役財務本部長、宮川典久常務取締役技術・製造統括、藤野俊二取締役事業戦略本部長兼新ビジネス推進室、稲川好昭取締役全社営業統括が出席した。

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