富士フイルムビジネスイノベーション 新しい日常、新しい「Apeos」1台2役の高機能複合機をオフィスに

デザインを一新し、セキュリティー機能を強化したデジタルカラー複合機およびプリンターの「ApeosPro C810/C750/C650」は、人びとの暮らしやニーズが多様化する中、ビジネスのさらなる強化に貢献する。高度なセキュリティーをベースに、誰もが使いやすいカタチで多種多様な先進機能を提供。各種のソリューションやサービスともスムーズに連携し、場所や時間にとらわれない、一人ひとりに最適な働き方を支援する。
「ApeosPro C810/C750/C650」は幅広い用紙汎用性、美しい出力品質、高い耐久性で、様々な販促物を社内でスピーディーに作成できる。プロユースでありながら、100V電源を実現し、セキュリティーをはじめ、複合機に求められる最新の機能をしっかり備え、一般のオフィスワークにも1台2役で活用可能。ビジネスの可能性を大きく広げる。

印刷速度はC810が81ページ/分、C750が75ページ/分、C650が65ページ/分。書き込み解像度は2,400×2,400dpi。用紙坪量は52~350g/㎡。用紙サイズは100×148㎜~330×1,300㎜。操作パネルは抗菌加工が施されている。

ApeosPro C810

目を引く販促物の内製化を促進

用紙はチラシや名刺、はがきから330×1,300㎜の長尺用紙まで、幅広いサイズに対応し、多彩な成果物を手軽に作成可能で、ビジネスを広げる。紙厚は52g/㎡の薄紙から350g/㎡の厚紙まで、対応。画像書き込みのコア技術を刷新し、表面に凹凸のあるエンボス紙や封筒にも、きれいに出力できる。

マーケティングの面からは、一人ひとりに合わせてメッセージや画像を変えるなど、訴求力の高い販促物を社内で作成できる。⼀枚⼀枚、内容を差し替えて印刷するバイアブルプリントに対応し、バリアブルプリントの業界標準PPMLをサポートしている。またインラインでプリントからプロ仕様の多彩な後加工まで一括して行える。

マーケティングに効果的なバリアブルプリント

後加工では、冊子の三方断裁で全面写真のデザインが可能。角背仕上げで冊子の背を平らに整えて高品位な製本ができる。筋⼊れ(折り目)で、蛇腹折りのユニークな販促物も作成できる。A3ノビサイズの用紙を、表紙として挿入することも可能。オフィスでよく使う、パンチ、平とじ、中とじ、⼆つ折りにも対応する。

同機はそれぞれの用紙が持つ特性に対応することで、高精度な出力を可能にする。高速走行する用紙の位置ずれをセンサーが検知し自動補正するほか、紙厚に合わせて⽤紙に加わる⼒を加減することで厚紙でも安定した用紙送りを行い、高いレジ精度を実現している。また、内蔵デカーラーが用紙のカールを抑制し、用紙走行を安定化する。用紙のカール量を目で確認しながらリアルタイムな補正も可能。転写条件など、紙種ごとに最適な出力条件を登録(最大100個)できるので、紙種を選ぶだけで効率的に高品位な出力ができる。

RGB画像の自動判別機能

プロフェッショナルな出力品質

複合機の性能を最大限に引き出すGP Controllerは、さらなる高画質と高生産性を実現する。画質は1,200×1,200dpiの高解像度RIP処理。10bitで滑らかに階調補正し、文字や細線、グラデーションを美しく再現している。CMYK単色だけでなく混色の色調整も可能な3Dキャリブレーションを採用。写真などのRGB画像は、「人物」や「風景」などを自動判別し、特性に合った自動補正を行うことで、さらに美しく表現する。

生産性の面では、RIP処理の負荷が大きい高画質ジョブやバリアブルプリントジョブなどの大容量ジョブも高速に処理。サーバーの物理スペック以上の⾼速性を発揮させるRIPアクセラレーターボードを標準搭載している。高速シリアル伝送技術により、複合機へのジョブ転送も高速化している。

面付けやジョブの結合などは、プレビューしながらドラッグ&ドロップ操作で簡単にジョブ編集できる。最新の業界標準Adobe® PDF Print Engine5.0や、印刷業界の標準フォーマットJDFに対応し、上位システムや後加工システムとの連携、オフセット印刷とのハイブリッドシステム構築が可能。バリアブルプリントなど、印刷業務の価値を高め、効率化するソフトウェアと連携する。

S I Q A(Simple Image Quality djustment)機能により、プリント品質をオフィスでも手軽に調整できる。専用チャートをスキャンするだけで、表裏レジ、面内ムラ、転写出力の適切な調整を自動演算する。適正値を目視で絞り込む必要がなく、ユーザーの負荷を軽減し、プリント品質に加え、マシンの稼働率向上にも貢献する。

リモートワークも簡単・スムーズ

ファックス受信文書を、モバイル端末にメール転送したり、同社のクラウドサービスWorking Folderに転送することも可能。また、ファクス番号や受信日、担当者で振り分け可能で、時間・曜日・期間で動作を切り替えられる。外出の際などにワンタッチで動作を切り替えられるオプションも用意。

ApeosPro C810+フィニッシャーD6群+大容量スタッカーA1

Working Folderは複合機やDocuWorks、モバイル端末とスムーズに連携でき、複合機の操作パネルでWorking Folder内の文書を出力することも可能。また、複合機で文書をスキャンすると、WorkingFolderに自動アップロードされ、外出先や自宅へメールで通知する機能も備えている。また同社のApeosWiz Cloud ODPにより、パソコンやモバイル端末からクラウドサーバーに文書を登録し、移動先の複合機から出力できる。IDとパスワードを使ってセキュアに操作が可能で、データを持ち歩かないため紛失の心配がない。専用ドライバーが不要で、全国のセブン-イレブンにあるマルチコピーからも出力できる。

同社のApeosWiz Cloud Hubとの連携では、複数のクラウドストレージサービスにシングルサインオンが可能。複合機から直接スキャン文書の格納先を指定して保存できることや、複数のクラウドサービスを横断的に検索して出力、スキャン文書のOCR処理で全文検索もできる。業務クラウドサービスとの連携で経費精算の電子化も効率化する。

オプションのサーバーレスオンデマンドプリントにより、オフィスのどの複合機からでも、自分のジョブを選んですぐに出力できる。複合機が使用中でも、空いている別の複合機から出力可能で、急いで出力したい時に、順番待ちをする必要がなく、自席で出力指示後、打ち合わせ先のフロアで出力できる。最大100台で連携が可能。

情報の扱いに関しては、本体認証や外部サーバーによる認証、ICカード認証などでユーザーの識別や利用制限により不正な操作やアクセスを抑止する。また、SSL/TLSやIPsecによる通信経路の暗号化や、SMBv3、SFTPによるスキャン送信時の暗号化、スキャンファイルの暗号化/署名で通信データを保護する。加えて、カストマーエンジニアの操作制限、 不正アクセスによるアカウントロックなどで不正アクセスから守る。

〔問合先〕
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
お客様相談センター
TEL:0120-27-4100

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