三菱製紙、ダイヤミック IGAS2022に新サーマルレーザー感熱フィルムを出展、製版の完全プロセスレスを提案

三菱製紙、ダイヤミックは、11月24日から28日までの5日間、東京ビッグサイトで開催される国際総合印刷テクノロジー&ソリューション展のIGAS2022で、新発売のサーマルレーザー感熱フィルム『TRF-IR830』を中心に、完全プロセスレスのフィルム製版システムやCTP、デジタル捺染のソリューションを展示する。ブースでは“Smart GAF System”、“CTP System”、“Textile”、“InkjetMedia&Service”、“Sanitary/Amenitygoods”の各分野で製品を提案する。

“Smart GAF System”では“フィルムも無処理化へ「新世代ドライフィルム」”を掲げて、サーマルレーザー感熱フィルム『TRF-IR830』を出展する。CTPプレートセッター『Kodak TrendsetterDIALIBRE』、今回参考出品となる『TRF-IR830対応フィルムイメージャー』での出力を可能とし、フィルムワークフローに必須だった現像機や現像液の管理コストや作業時間を削減する。参考出品のフィルムイメージャーはコンパクトな筐体で小回りの利く製版が可能。4,000dpiの高解像度出力に対応する。

無処理化の分野では、実績のある感熱製版フィルム『TDP-IFS125』、ピクトリコGA製版フィルム『マット TPFB』を出展。『TDP-IFS125』はオプションの長尺出力機能により、のぼりや段ボールなど大判用途に対応。『マット TPFB』はRIPソフト『SAiFlexPRINT』により高濃度・高精細で水性インクジェットプリンターからの出力を可能としている。

サーマルレーザー感熱フィルム『TRF-IR830』

“CTP System”ではサーマルディジプレーター『TDP-459II』、四六半裁対応サーマルプレートセッター『MADIATHII』、フレキシブルCTP『FREDIA Eco Wz』を紹介。無処理版CTPシステムと省エネルギーCTPによるコスト低減と環境対応を両立させたシステムとして提案する。

“Textile”ではガーメントプリンター『GTX-Pro』を出展。Tシャツやトレーナー、トートバッグ等、綿生地に直接印刷することができるもので、印刷会社の新ビジネスとして提案する。このほか、インクジェットプリンターによる昇華転写用インクジェット用紙『JetDyer』、デジタルスクリーン製版機『Screen Meister MDS-360』、ガーメントプリンター出力用の転写フィルム・転写材『ダイヤDTFフィルム&パウダー』を紹介する。

“Inkjet Media&Service”ではプロに愛用されるインクジェット用紙『ピクトリコ』から、新商品『高級ファインアート紙』を展示するほか、高品質プリントサービス『プリント工房』を提案する。

ブースでは“Sanitary/Amenitygoods”として衛生商品であるプッシュ式紙容器除菌液『ピュアリーフエコ』、三層不織布マスク、アレルスイープマスクも紹介する。

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